<2人目育児が怖い>10年ぶりに妊娠が判明。でもまた最初から孤独な子育てになるのかと不安。
2人目や3人目を授かろうと思ったときに、まず考えるのはどのくらいの年齢差にするのかということではないでしょうか。年子や2歳差であれば子育てが一気に終わるメリットはありますが、乳幼児を複数抱えての子育てはかなり大変です。一方で、上の子がある程度手を離れてからの2人目であればママの年齢や体力の問題はあるかもしれませんが、下の子のお世話に集中できる時間は増えますね。今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、「一人っ子小3。また一から子育て」というタイトルのこんな投稿です。投稿者さんはこのたび妊娠が判明したそう。
『34歳、子どもは小3。また一から育てるのはしんどいかな? 子育てがずっと孤独でキツかったから、妊娠がわかった瞬間にいろいろ思い出して怖すぎて震えが……。妊娠したら産むとは思っていたけど、自分でもこんなに不安になるとは思わなかった。妊娠がわかってから頭が回らないし、何も手につかない。明後日病院に行くけど喜べないし不安が大きい』
1人目のお子さんの乳児期の子育てが孤独で大変だったことを綴っていた投稿者さん。2人目を産んで同じような辛い子育てが待っているかと思うと、妊娠した喜びよりも不安な気持ちが大きいとして、ママたちに意見を求めていました。特に上のお子さんがもう小学校3年生ということで、年の離れたきょうだいの子育てについても心配している様子です。この投稿に対してママたちからはどのようなコメントが集まったのでしょうか。
34歳で出産や赤ちゃんのお世話は大変?だからこそ可愛い
『そりゃしんどいでしょ。だからこそ可愛いんだよ』
『また可愛い赤ちゃんに会えるの羨ましい!』
投稿者さんが不安に思っているのは、再び赤ちゃんのお世話をすることだけではないようです。34歳という年齢で、体力が必要な乳児の子育てをできるのかという点も懸念していました。この点に関しては「そりゃあ、しんどいよ!」としたコメントが寄せられた一方で、「大変だからこそ可愛さを感じられるはず」「その年齢でまた赤ちゃんと触れ合えるのが羨ましい」というポジティブな意見も集まっていました。
『若いときに産んだ長子と比べたならしんどいとは思うよ。でも34歳ならまだいけると、34で第一子を産んだ私は思う。心理的には肩の力抜いて育てられるんじゃない?』
投稿者さんは上のお子さんを20代半ばで出産しているため、現在の年齢とのギャップを強く感じているのでしょう。しかし世の中には、30代で第一子を出産しているママはたくさんいます。若い20代のがむしゃらさや体力はないかもしれませんが、年齢を重ねた今だからこその判断力や冷静さ、寛容さがあるのではないでしょうか。ましてや投稿者さんはすでに上のお子さんを育てている経験があります。「体力はまだまだ大丈夫だよ」「すでに1人いるのだから逆にリラックスして子育てできると思う」と背中を押すコメントもありました。
自分自身の成長も感じられる!2人目を30代半ばで産んだママたちの体験談
『私も上の子妊娠中に母親を亡くして、旦那も激務でワンオペで当時は楽しめなかったから不安になったよ。でも産まれたら可愛いし、上の子のことも愛おしさ増しているよ。今は情緒不安定になって不安が勝っているかもしれないね』
投稿者さんと同じように、初めての育児で孤独を感じた経験のあるママは少なくないでしょう。右も左もわからず、一番に頼りたい旦那さんも仕事で忙しくて手伝ってもらえない状態であれば「育児を楽しむ」なんて余裕を持てないのも仕方ありません。投稿者さんが当時を思い出して、震えが止まらないというのも決して大袈裟な話ではないのでしょう。しかし同じような経験のあるママからは「2人目が産まれたら、子どもを可愛いと思う気持ちが増したよ」というコメントが寄せられていました。筆者も常にワンオペ育児でしたが、辛さでいえば1人目のほうが格段に上でした。やはり1人目というのは焦りや不安が募りやすく、今でも「1人目の産後は本当に辛かった」と思い出します。それでも2人目が産まれて以降は、大変ながらも子育てを楽しんだり子どもと向き合ったりする時間が一気に増えました。投稿者さんもこうしたママたちからの体験談を聞くと、少しは不安が和らぐかもしれませんね。
『私は2人目のときは1人目のときより赤ちゃんや幼児の子育てを楽しめたよ。「懐かしいなー」「可愛いなー」って。1人目のときは何もかも初めてで不安を抱えて無我夢中で、楽しむどころじゃなかった。上の子もなんだかんだ物珍しさもあってよく手伝ってくれたし、孤独ではなかったよ』
『24歳と34歳で産んでいるよ! 私は体力的にはそんなに変わらなかったよ。上の子と離れているからこそゆっくりじっくり子どもと向き合えるし、10年間でいろいろ知れたから、また違う感じで子育てできて楽しいよ!』
実際に2人目を産んでから子育てを楽しめて、1人目の辛かった育児を思い出にできているママたちがいます。投稿者さんと同様に上の子との年齢差があるからこそ、じっくりと赤ちゃんの可愛さに触れられたのでしょう。また上の子をここまで育ててきた経験と実績はたしかな事実です。「あのときは孤独で不安になっちゃったけど、今は大丈夫だな」「心に余裕を持って子育てができているな」と、自分のこの数年間の成長も感じられるはずです。子育てを楽しむだけでなく、自分の成長を感じることができるのは、年の差きょうだいを出産したママだけが味わえる特権かもしれませんね。
小学生の上の子もいるなら孤独じゃないよ
『産まれる頃は4年生? きっとすごく可愛がってお手伝いもしてくれると思うわ。頼もしいね』
『上のお子さんもいるし、孤独じゃないよ。きっと喜んで手伝ってくれて頼りになるよ』
『うちは6歳差だけど、上の子の溺愛ぶりがすごいよ。幼稚園でも下の子から懐かれたり、お友達の下の子を見て「僕も弟ほしいな。でもお母さん女の子1人だから妹の方がいいか」と楽しみにしていたり』
『うちは9歳差だよ。ものすごく可愛がっているよ。上の子が一緒にミルクをあげたり抱っこしたり、いろいろやってくれるし孤独にはならないと思うよ。「また一から」と思うけど、上の子と全く同じわけではないから、同じしんどさにはならないと思うよ』
またあの孤独な子育ての時間がやってくると思うと怖くて震えてしまう。妊娠が判明した喜びよりも、不安が勝ってしまうと吐露していた投稿者さん。しかし上の子がもう小学校3年生ということは、子育ての戦力になってくれる可能性は大きいでしょう。また旦那さんの協力が仰げないとしても、上の子が話し相手にもなってくれる側面もあるのではないでしょうか。「上の子がいるならもう孤独じゃないよ!」「上の子が赤ちゃんを可愛がってくれるだろうから、1人目と同じしんどさにはならないと思う」といったコメントも寄せられていました。
実際に年の差で2人目を産んだママたちからは、上の子がいかに赤ちゃんを可愛がってくれているかの体験談もありました。そうした話をみても、2人目の子育てが1人目とまったく同じ辛い状況になるとは考えにくいのではないでしょうか。それも投稿者さんが孤独なワンオペ育児を耐え抜いて、ここまで一生懸命上の子を育ててきたからこそですね。2人目を産むことはもう決まっているそうですから、ママたちのコメントを参考にしつつ、前向きな気持ちで妊娠生活を送ってほしいですね。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
関連記事
※<お母さんの娘、やめます!>女手ひとつ、必死に育ててきた私。楽しみは「娘の帰省」【第1話まんが】- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 一人っ子小3。また1から子育て