いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<義母の介護で家族バラバラ>変わってしまった父子の関係!子どもたちは「被害者」?【第6話まんが】

前回からの続き。私(リエ)は、夫(ツヨシ)と2人の子ども(サクラとハルト)と暮らしていました。5年前に義父が亡くなると、ツヨシは日常生活をひとりで送ることが難しい義母をサポートしはじめました。しかし家族の時間を大切にするはずだったツヨシは、次第に義母につきっきりになります。子どもたちの行事もドタキャンをすることが増え、とうとうほとんど自宅に戻らなくなりました。やがて義母が亡くなりツヨシは5年ぶりに自宅に戻りましたが、子どもたちの反応は想像以上に冷たいものだったのです。
6_1_1
6_1_2

6_1_3
ツヨシが自宅に帰ってきてから、サクラはほとんど自分の部屋にこもってしまうようになりました。ハルトもどう接していいか分からないようで、ひたすらツヨシを避けていました。子どもたちの気持ちは、この5年間ですっかりツヨシから離れてしまったのでした。以前はよくリビングでテレビを観たり、雑談をしたりしていたのに……。「パパと……どうしてあんまり話さないの? だって、昔は仲良かったじゃない」
6_2_1

子どもたちは元の距離感で接しようとするツヨシをことごとく避けていました。当初は「やっと自宅に戻ってこられた」と嬉しそうだったツヨシも、子どもたちのあからさまな態度にかなり落ち込んでいるようです。自分の居場所のなさを感じ、みるみる元気がなくなっていくのがわかりました。
6_2_2
私はこの空気をどうにかしたくて、友人のモモコとマホに相談してみることにしました。待ち合わせたカフェでお茶をしながら、これまでの経緯を話します。するとモモコは……。
6_2_3
6_3_1

6_3_2
6_3_3
ようやく義実家から戻ってこられたツヨシはとても嬉しそうでした。けれど子どもたちの反応は想像以上に冷たいものだったのです。このままではいけない……。そう思った私は客観的な意見が聞きたくて、友人に相談をしました。
するとモモコは夫の現状を「自業自得」だと言い切ります。そして私もいけなかったと。子どもたちが父親のことをあきらめてしまう前に、もっとできることがあったはず。それを夫婦そろって考えてあげられなかった結果だというストレートな言葉に、私は何も言い返せなかったのです。

【第7話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

猫田カヨの記事一覧ページ

関連記事

<義母の介護で家族バラバラ>家族よりも母親を優先した夫「優しい」ってムズカシイ!【第7話まんが】
【第1話】から読む。 前回からの続き。私(リエ)は、夫(ツヨシ)と2人の子ども(サクラとハルト)と暮らしていました。5年前に義父が亡くなり、ツヨシは義母のサポートをするため義実家で暮らすようになりま...
<義母の介護で家族バラバラ>嫁や孫に敵意100%!義父の死で、まさか……同居!?【第1話まんが】
私(リエ)は、夫(ツヨシ)と2人の子ども(サクラとハルト)と暮らしています。ツヨシはとても優しくて、怒ったところを見たことがないくらいです。一方で、結婚当初から私と義母はうまくいっていませんでした。義...
<義母、同居させて!>夫を亡くし、不安のタネは?「大っ嫌いな人と暮らすのはイヤ」【第1話まんが】
私はコズエ(30歳)です。旦那のユタカ(30歳)と息子のサクヤ(3歳)と暮らしています。このたび義父が闘病の末、亡くなりました。 昨年受けた健康診断で病気が見つかり、闘病生活が始まりました。仕事...