<新1年生、トイレが心配!>「安心して小学校へ通ってほしい」不安は入学前に解決する【後編まんが】
前回からの続き。私はヨシミ(36歳)です。コウイチ(6歳)とマリエ(4歳)と旦那の4人で暮らしています。旦那が不在の休日。私の幼馴染のリサ(36歳)と、リサの子どもたちのアキちゃん(8歳)とソラくん(7歳)と一緒に、大きな公園に遊びに行きました。そこでソラくんとトイレに行ったコウイチ。ソラくんの真似をしてズボンの前だけ下げて用を足した際に、ズボンにおしっこがかかってしまったのです。そのことをキッカケに、小学校入学後に起こりうる「トイレ問題」についてリサと話題に。私自身が予想もしてなかった心配事がいくつかありました。翌日、学校で起こりうるトイレ問題について、小学校に問い合わせてみることにしたのです。
今回電話の窓口となってくれたのは、去年まで1年生の担任だったという先生でした。昨日書き出した不安な点をひとつずつ質問していくことにしました。
「新1年生はとくに、授業中にトイレに行きたくなることも想定しています。トイレに行きたくなったら行ってもいいから『トイレに行ってきます』と先生に言ってね、と担任から伝えるようにしています。だんだんと休み時間に済ませられるようになればいいと思っていますので、ご安心ください」と話してくださいました。
「おもらししてしまって悲しい思いをするよりは、トイレを済ませて授業に臨んでほしいと思っています。生理現象なので仕方がないことですよね。けれど授業が始まってから『〇〇さんがいない!?』『どこに行った!?』とならないよう、可能であれば周りのお友達に伝えられるといいですね。ちなみにウチの小学校はトイレ用のスリッパはなく、上履きで入るタイプです」と話してくださいました。
「うんちに関しては『うんちすることは当たり前のことだから恥ずかしいことではない』『自分がからかわれたらイヤな気持ちになるでしょう?』など、定期的に担任からクラスの生徒に伝えるようにしています。ウチの学校は男の子のトイレもすべて個室なので、比較的しやすい環境ではあるかもしれません」と、安心できる回答でした。
思いきって小学校に問い合わせしたのですが、しっかりと対応いただけたのが好印象でした。親としてはわが子に安心して小学校に通ってもらいたいもの。いいスタートを切るためにも、可能な限り不安な点は解決しておけたらいいですよね。とくに今回は「トイレ問題」というデリケートな内容。子どもには「トイレは我慢しなくてもいい」「トイレに行きたいときに、きちんと意思表示ができるようになろう」と伝え、家で練習していこうと思います。
小学校によって、方針が異なる場合があるでしょう。不安な点は近くに住む先輩ママや同じ登校班のお子さんたちと情報共有できたらいいですね。
原案・編集部 脚本・煮たまご 作画・水戸さゆこ 編集・横内みか