<義実家がしんどい!>無理してキャラ変?慣れないお世辞と義母の過干渉が……ツライ【第2話まんが】
前回からの続き。私(マキ)はお付き合いしていたジュンと結婚することになりました。ジュンの実家は、親戚付き合いがとても盛ん。私自身、両親はともにひとりっ子だし、両祖父母とも季節の挨拶以外にはそこまで交流がなかったため、ジュンの家の親族の仲の良さには正直圧倒されてしまいました。なかでもジュンのイトコのお嫁さんであるナミさんは、「嫁」という立場ながら親族のなかにすっかり溶け込んでいます。義母から「いい手本がいるんだから見習いなさい」と言われ、私はナミさんのように笑顔で義実家に馴染めるように頑張らないと……! と気負ってしまうのでした。
結婚後、私は義実家に行くたびに笑顔で頑張りました。義母に慣れないお世辞を言ったりして。「私、こんなキャラだっけ……?」そう心の中で叫んでしまいます。自宅に帰ると、義実家で無理した分の疲れがドッと出てきます。
ジュンは気を遣ってねぎらってくれますが、私の頭の中にはナミさんの笑顔が浮かびます。あの人みたいにならないと、義実家ではやっていけない……。そう自分に言い聞かせていました。しかしそんな「頑張る」メッキは、次第に剥がれていってしまうのです。
その後、私は妊娠し義母の過干渉がはじまりました。
私が産休に入ってからというもの、義母は3日に1回は来て身体に良いものを作ったり、赤ちゃん用品を置いていったり、いろいろ世話を焼いてくれていました。しかし私は頻繁にパーソナルスペースに入り込まれ、正直しんどい……。けれど義実家は「ジュンの家族」。私の大切なジュンを育ててくれた人たちであり、ジュンが心から大切に想っている存在です。夫婦になった以上、自分も大切にしてあげたい。そう思っていました。
義実家にいる自分は、相当無理をしている。その自覚はありました。けれど大好きなジュンの大切な家族を、私も同じように大切にしなくては。そしてナミさんを手本にして、「嫁」という立場であっても笑顔で義実家に溶け込まないといけない。そう思い込み過ぎていたのです。今思えばバカらしいと感じることも、あの頃の私はそんな自分の振る舞いを「正解」だと思っていました。そして出産してからの義母の言動に、どんどんストレスを溜めていくようになってしまったのです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・elokuu