<自分ファーストな夫>義姉「スジが通ってない!」夫は心を入れ替えられるのか……?【第6話まんが】
前回からの続き。私はサワコ、30代後半の主婦です。夫のテッペイとの間には小学4年生の息子が1人。家族3人で仲良く暮らしている……と言いたいところですが、家事も育児もノータッチのテッペイにはモヤモヤ。そのテッペイが突然「明日姉ちゃんが来るから、お昼をご馳走してやって。簡単なものでいいから」とひと言。どうしようかと悩んでいたところに、義姉であるアイカさんから電話が。テッペイの振る舞いに憤った私たちはいま、ある“作戦”を決行しています。
テッペイは私を睨みましたが、無視してアイカさんの隣に座りました。テッペイの目には、「信じられない」という色が浮かんでいます。アイカさんがぎろりとにらむと、テッペイはキッチンに走っていきました。そしてしばらくしたあと、おそるおそるキッチンから顔を出しました。少し待った後に出てきたのは、なんとカップラーメン。
アイカさんの言葉に小さくなるテッペイ。
アイカさんは「オレは料理しない? 料理どころか掃除も洗濯も育児もしてないだろうが! あんたがしてるのはサワコちゃんの邪魔だけだよ!」と、ビシッとテッペイに言ってくれました。
アイカさんは「そもそも私らを呼んだのはテッペイでしょ? なんでサワコちゃんが料理するのさ。もし料理をお願いするなら、先にサワコちゃんに確認をとるのが筋だろ。帰省のときにも言ったけれど、サワコちゃんはあんたの召使いじゃないんだよ」と、私の気持ちを代弁してくれました。
素直に頭を下げるテッペイに、私は驚いてしまいました。昼食後もアイカさんからこってりと絞られたテッペイ。アイカさんたちが帰るころには、いつもの横柄な態度がすっかりなくなっていました。夜に息子が寝てから、テッペイから「話がある」と言われてテーブルに着きました。
テッペイがすぐに変わってくれるとは私も思っていません。しかし少しずつ、家庭のことに協力的になってくれればいいなと願っています。私たち夫婦の生活を変えてくれたアイカさんには感謝しかありません。
最初は苦手だと思っていた義姉のアイカさん。しかしそのアイカさんが、私の救世主になってくれたのです。きっと帰省中に大きな声を出していたのも、私のことを庇ってくれてのことだったのでしょう。今となっては感謝の気持ちでいっぱいです。自由奔放で自分ファーストなテッペイが、今後どんなふうに変わるのかはわかりません。しかし、今回ばかりはしっかりと心を入れ替えて、優しい夫、そして父親になってほしいなと期待しようと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・横内みか