<応用ききすぎ>農林水産省おすすめ・少量の水でゆで卵が作れる方法がラク!野菜でも試した結果
みなさんがゆで卵を作る際、使う水の量をどの程度にしていますか? 卵が隠れるくらいの水を使うことが多いかもしれませんね。実は水の量を減らしても美味しいゆで卵が作れます。農林水産省が公式Xで、少量の水でゆで卵を作る方法が公開されて話題になりました。今回はそれを参考にして実際に作ってみようと思います!
少量の水を使ったゆで卵の作り方
農林水産省が紹介したゆで卵の作り方は、卵をゆでるのではなく蒸す方法です。まずは鍋に卵を入れて、鍋底から1cmほど水を入れます。そして中火にかけて沸騰したらふたをして4分加熱をします。火を止めたら、ふたをした状態で5分待ちます。最後に水に冷やしたら完成となります。
卵を半分にカットしてみると、確かにゆで卵になっていました。黄身は半熟でもなくかためでもなく、絶妙なかたさ。公式Xによると、半熟のゆで卵にするには、火を止めた後でふたをした後3分蒸らすのがよいそうです。
使う水の量が少なく、しかも調理時間も短いので、ゆで卵だけでこの方法を使うのはもったいない! そこで野菜でも試してみることにします。使うのはブロッコリー、じゃがいも、にんじんです。
温野菜にもおすすめ!ただしブロッコリーは時間に注意したい
ブロッコリーを食べやすいようにカットしたら、フライパンを使ってゆで卵と同じように調理していきます。ブロッコリーはかさばるので、水に浸るように並べるにはフライパンの使用がおすすめです。ゆで卵と同じように水を鍋底から1cmほど入れ、沸騰したらふたをして4分加熱しました。その後で5分蒸らした結果、確かにやわらかくなっていましたが……
実はやわらかくなり過ぎて、歯ごたえのないブロッコリーになってしまったのです。ブロッコリーは卵よりも火が通りやすいので、ある程度歯ごたえを残したい場合には加熱時間や蒸らす時間を短縮したほうがよさそうです。
じゃがいもやにんじんはカットするのがおすすめ
次はじゃがいもとにんじんです。火が通りにくい野菜ですので、それぞれ4つにカットした状態で試してみます。加熱時間、蒸す時間はゆで卵と同じです。
それぞれ火が通っていてやわらかくなっていました。ブロッコリーのようにやわらか過ぎることもなく、ちょうどよいかたさです。温野菜として食卓に並べても、全く問題ないと感じました。もしじゃがいもやにんじんをカットしないで食べたい場合は加熱時間や蒸す時間を長くすることで、美味しく食べられるのではないでしょうか。
使う水が少ないので、時短調理や水の節約につながる
ゆでる食材が隠れるようにたっぷりの水を使って調理する場合、水が沸騰するまでに時間がかかってしまいます。家事や育児をしていると少しでも時間を短縮したいと思うもの、この時間がもったいないと感じることもあるでしょう。また仕事から帰宅した後など、サッとゆで卵や温野菜ができたら助かりますよね。その点、今回の方法ならば使用する水を減らせるので加熱時間の短縮に。さらに火を止めて蒸す時間があるので、光熱費の節約にもつながるかもしれません。少量の水でゆで卵を作る方法は水が不足している災害時などだけではなく、日常生活でも活かすことができそうです。
文・こもも 編集・ここのえ