大切な家族が住む、地域の安全・安心のために…!女性消防団員というかかわり方

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家事に育児に毎日がんばっているママたち、たまにはリフレッシュしたいと思うときはありませんか? 友達とランチを楽しんだり、買い物に行くのもいいですが、ちょっと目先を変えて地域のための活動に参加してみては?
地域のための活動に参加することで、自分の住んでいる街のことがよくわかり、生活するうえでの安心感も格段に違ってきます。

自分が住んでいる地域だし、何かやってみようとは思うけれど、正直、子育てや家事、仕事に忙しくてどこまでできるかちょっと不安……という方もいるかもしれませんね。そんなママたちに向けて、ある1本の動画をご紹介したいと思います。

銀行員として、そして消防団員として日々を過ごすある女性の話

こちらの女性は、ある地域の銀行で働く瀬川文香さん(24歳)。仕事とともに趣味のバスケットボールを楽しむ瀬川さんは、所属するチームの先輩に誘われたことをキッカケに消防団に入団することに。

「人助けをするとき一番近くに立てること。大好きな地域のための安全・安心を守ることに、すごくやりがいを感じています」と話します。

消防団といえば、男性が参加するイメージが多いかもしれませんが、実は女性消防団も地域にとって重要な役割を果たしているのです。

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実は、瀬川さんのように、仕事をしながら、地域の安心、安全のために活動する消防団は全国に2,211団体もあり、約86万人の消防団員が活動をしているのです!

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消防団員として活動する86万人のうち、約2万4,000人は女性消防団員。その女性消防団員は年々増加しています。

活動内容を限定した機能別消防団員制度もあり、ママも参加しやすい

ところで、消防団の活動はどんなことをするのでしょうか? 万が一災害が発生した場合には火災現場での消火をはじめ、救助・救出、警戒巡視、災害防御など様々な仕事があります。また、AEDの使い方や人命救助を想定した救命救護も学べるので、いざというときに人助けをすることができるのです。

お子さんがいるママだからこそ、地域の警戒巡視をしたり、応急救護のやり方を覚えるのは、とっても大切。もしも子どもに救護が必要になった時、的確に動ける知識と経験があるのはママとしても安心できますよね。

消防団員の活動については、さきほど登場した瀬川さんの住む地域では月2回ほど。そのため、普段の生活に支障なく仕事との両立ができているそうです。

訓練の様子

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「地域の安全を守る消防団の活動には興味があるけど、仕事と家事と、育児をやりながら、本当にやっていけるかな」と思うママもいるかもしれませんね。
瀬川さんの住む地域では、活動は月2回程度、土日などを使って行うそうですが、仕事や家事で忙しい人のために、市町村によっては機能別消防団員・分団制度というものを設けているところもあります。
機能別消防団員の例として、火災予防や広報団員として地域の高齢者の家を訪問し、火災への安全意識を促すことに活動を限定している地域もあります。このような広報活動は女性に限定されたものではありませんが、地域の方とのコミュニケーションは、女性ならではの細やかな気遣いが生かされる大切な仕事です。
こちらも地域により異なりますが、機能別分団では大規模火災のみ活動したり、バイク隊、音楽隊として活動することもできるのです。昔、吹奏楽をやっていたママは、音楽隊として参加することで地域活動を一層盛り上げるのもよさそうですね!

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消防団というとボランティア活動と思われるかもしれませんが、実は非常勤特別職の地方公務員です。そのため市町村から年額報酬や出動手当が支給されます。また、一定期間以上勤務して退団した際の退職報償金支給、被服の貸与、公務災害補償などもあります。ボランティアではなく公人として、地域の安全・安心を守る、とてもやりがいのある仕事です。

地域への貢献を通じて、やりがいを見出す消防団という選択肢

「子育てに専念したい」と思いつつ、気がつくと社会や地域との接点がほとんどない、なんてことはありませんか? 休日も、家族の予定に合わせて動くため、自分の時間がまったく取れないとなると、ついつい地域のための活動は敬遠しがちに。

家事や子育てはやって当たり前と思われがちで、なかなか評価されないところがあります。しかし、街を守る消防団員の活動は、家族にとっても地域にとっても非常に重要なところ。家族からの応援はもちろんのこと、地域のための活動における貢献を通じてママ自身もやりがいを感じられるのではないでしょうか。

子どもが少し手を離れてきたママや、地域のための活動を通じて自分の住む街にもっと関わりたいというママ、地域の安全・安心を守る消防団員というかかわり方を考えてみるのもよいかもしれませんね。

提供:消防庁