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母性あふれる歌声で主題歌を歌うAIさん。映画はどの場面も号泣?

類まれなる歌唱力とハッピーな人柄で、たくさんのママや子どもたちから支持を得るアーティスト・AIさん。2015年8月には第一子となる女の子を出産、現在開催中の全国ベストツアーなど復帰後も精力的に活動しています。

11月3日に全国公開となるアニメーション映画『コウノトリ大作戦!』では日本語吹き替え版の主題歌を担当。映画のこと、愛あふれる主題歌「HEIWA」のことなどをお聞きしてきました。

■赤ちゃんがとにかくかわいい! 元気がもらえる映画です

──かわいい赤ちゃんたちがたくさん登場する『コウノトリ大作戦!』には、AIさんも共感できるポイントが多かったのではないかと思います。いかがでしたか?

AI「たくさんありましたね。とくに動物たちが赤ちゃんを見てだんだん母性に目覚めていく感じ、わかるわかる!と思って観ていました。一瞬でも赤ちゃんを見たらもうダメ!ってくらいのかわいさは、まさしく(笑)。

あとは赤ちゃんたちがたくさん登場するシーン。かわいい!っていうのはもちろんなんですけど、私も”ほしい”と思い続けた時期があるので、観ているだけで泣けてきて。赤ちゃんって望めばできるものではないから叶わないこともあるし、あきらめた人もいるし。そういう人たちがいる中で、希望になるような映像だなって思いました。赤ちゃんは他人の子でもかわいいし、元気がもらえますもんね」

──もしAIさんがこの映画を出産前に見たとしたら、作品の観方が違っていたと思いますか?

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AI「それ、想像したんですよ。自分はどう思ったかな?って。でもこの映画の素敵なところは、手紙を出したらコウノトリが赤ちゃんを運んできてくれるってことで。以前の自分が観たら、たぶん希望がもらえる映画だっただろうなって思いました。赤ちゃんって、本当に奇跡なんだなっていうのも思ったし。だからいちいち感動しちゃって」

──ママモードで観てしまっていたんでしょうか(笑)?

AI「そうそう。笑えるシーンでも、なぜかいろいろ想像して泣いてしまって。(弟ができることを熱望するひとりっ子の)ネイトがひとり遊びしているところとか、本当は寂しいんだろうな、とか勝手に想像して泣いてました(笑)。ネイトのお母さんが仕事を取るか子どもを取るか、究極の選択を迫られるようなシーンとか……その気持もよくわかるんですよ。私だったらマイケル・ジャクソンとの共演か、子どもを取るか?みたいなシーンになると思うんですけど(笑)。仕事ももちろん大事なんだけど、子どもとの時間をもっと大切にしないとな、っていうのをあらためて教えてもらった気がして。自分に重ね合わせて、気づかされるところがありましたね」

■娘が産まれてきた瞬間の気持ちを、歌詞に込めました

──主題歌「HEIWA」は、海外のプロデューサーさんからプレゼントされた楽曲だそうですね。タイトルはAIさんの娘さん・平和ちゃんの名前だと知り、驚きました。

AI「私の出産祝いに、アメリカの友人からプレゼントしてもらった曲なんですよ。そのときは歌詞が英語で女性ボーカルが入っていたんですけど、サビで♪HEIWA〜って歌っていたから感動して」

──えっ! 最初から歌詞にお名前が入っていたんですか?

AI「そう! だからよけいに感動して。そこに入っていなかったら、名前を入れた楽曲は歌っていなかったかもしれない。やっぱり、自分ごとだから。それでこの曲をいつか日本語詞にして発表したいなと思っていたところに、映画のお話をもらってこれはぴったり!って思ったんですよ」

──AIさんが日本語詞を書かれたんですよね。とてもシンプルで、力強い歌詞です。

AI「もともとメロディーがシンプルだったこともあるんですけど、込めたい想いがたくさんあって。産まれてきた瞬間の気持ちとか、ずっと待っていたよ!ってこととか、いつも愛しているよっ!という思いとか。私の感情をそのまんま歌っています」

──お子さんの名前をそのまま使うのに、ためらいはなかったんですか?

AI「お母さんに宛てた『ママへ』っていう曲もあるんですけど、たしかに名前までは入っていないね(笑)。でも「HEIWA」に関しては自分の子どもの名前ってだけじゃなく、世界に平和を届けたいという気持ちも込められるなって。サビだしメロディーも広がる感じで気持ちがこもるので、あまり名前という感じがしなかったんですよ。私の子どもの名前を知らない人にも、平和を届けている気持ちが響くかなって。日本はすごく平和だけど、世界を見れば戦争をしていたり子どもが銃を持っている国だってあるし。すみずみにまで平和が届くといいなという気持ちはもちろん、日々のちっちゃな平和という意味もあります。つまんないケンカなんてやめて、もっと仲よくいきたいねっていう」

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■みんなママであることに、誇りを持ってほしい

──以前、AIさんのライブでママ向けプランがあるということを『ママスタ』の記事でご紹介させていただいたことがあって。ライブに行きたくても行けないママが、たくさんいるんだなってあらためて思いました。

AI「本当にそう! みんなすごくがんばっているからね。がんばっているけど、誰もそれをほめてくれないからがっかりしちゃうけど(苦笑)。でも自分がすごいことをしているんだぞってこと、ちゃんと自覚してほしい。ママががんばっていることは当たり前じゃないんだってことが、私も子どもを産んでからさらにわかったし。ママであることはうれしいことでもあるから、なかなかつらさを出せないのかなって思うんですよ。だからたまにはグチっていいと思います。私なんて、いっぱいいっちゃってますよ。『ああだし、こうだし、もう〜〜〜!』って(笑) 私はお母さんという仕事が一番大変なんじゃないのかな?って思うから。毎日がちょっと窮屈になったり疲れたら、ぜひライブに!」

──ママだって、息抜きしたいですもんね。

AI「そうそう。たまには子どもを預けて、遊びに行ってもいいと思うんですよ。私もいつかママ向けのイベントをやりたいなって思っているんです」

──わー! 本当ですか?

AI「今年はもう余裕がなくなっちゃって実現できなかったんですけど、来年あたりにはできたらいいなと思ってて。そのときはまた、ぜひ紹介してください(笑)」

 

取材・文/鈴木麻子  撮影/泉 三郎

 

約3年9ヶ月ぶりとなるシングル「ハッピークリスマス/HEIWA/ミラクル」(UPCH-80450)
国境&ジャンルを飛び越えた豪華コラボの集大成『THE FEAT. BEST』(UPCH-20438/9)
2016年11月2日(水)同時リリース!

■AI特設サイト

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