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子育てのイライラ経験ゼロ! クワオハ・小原さんに聞いたキレイとハッピーの秘密 

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「日本化粧品検定1級」「コスメコンシェルジュ」の資格を持つ美容マニアとしても知られる芸人・小原正子(クワバタオハラ)さん。2014年に元メジャーリーガーのマック鈴木さんと結婚、2015年3月に長男・誠希千(せいきち)くんを出産してから「ますますキレイになった!」ことでも話題です。

先日発売されたはじめての美容本『おはら美容』(KADOKAWA)には毎日大忙しのママたちが参考にできそうな、キレイになれるヒントが満載♪ そんな小原さんに美容のこと、子育てのことなど気になるアレコレを聞いちゃいました!

■簡単ケアの毎日の積み重ねが、つやプル肌を作る!

──本にも”芸能界一の美肌”というキャッチが入っていますが、本当に肌がお美しい! いろいろ頑張ってスキンケアをされているんですか?

「”芸能界一”は、ま、言ったもん勝ちということで(笑)。でもみなさんが思うほど、頑張ってはいないと思いますよ。特別なことはしていなくて、普通にご飯を食べるような日々のお楽しみのひとつという感覚で私の生活の中に入っています」

──子どもができると、美容にかける時間は激減すると思うのですが?

「たしかに”自分へのご褒美時間”は減りましたね。以前はマッサージやサウナでデトックスするのが大好きで、なんやったら週5日は大好きな健康ランドに行ってましたから(笑)。自宅でも、お風呂に2時間かけて入ったりしてましたもん。それが仕事をしている自分へのご褒美というか、そこで気持ちもお肌も高めていたんですけど…妊娠出産してからはゼロになりました」

──ストレスがたまったりしませんか?

「たまりませんよ。なぜなら、子どもがいることで気持ちが満たされているから。自分にガッツリかけていたご褒美時間を、今は分散してちょこまか自分に手間をかけてあげている感じです。ただ、在宅時間が長くなったので、実際に自分自身の顔を見る時間は今のほうが長いんですよ。前はずっと外にいて誰かに見られているような緊張感がありましたけど、今のほうが圧倒的に自分のお肌と向き合えている気がします」

──その「ちょこまか」に秘密がありそう! 具体的にはどんなことを?

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「本当に基本的なこと。化粧水、美容液、クリームっていう朝晩みなさんが普通にやることです。あとは鏡を見るたび美容液とか、何かしらの栄養を肌にあげること。お手洗いに行ったあとやオムツ替えして手洗いしたあと、鏡を見るたびに顔と首、手にも塗って、はいおしまい。まぁ、5〜10秒くらいの手間ですよね」

──ちょこちょこ意識する、という感じなんですね。

「そうそう。本にも体型維持のためのストレッチのことを書いたんですけど、それも同じで。たとえば以前はお風呂あがりにトータル40回のスクワットをやっていたとしても、今まとめてやることは難しいじゃないですか? だから子どもと遊びながら10回やって、お昼に抱っこしながら20回…とやってトータルで40回になったらいいかな、と。無理はせずに、できる範囲で続けられればいいかなぁと思ってます」

──その本なんですが、読んで衝撃を受けたのが「洗顔・入浴後にタオルで拭かず、濡れたままの状態で化粧品をつける」というスキンケア方法なんですよ。

「最初は身体でやってみたんです。私、ものすごい乾燥肌なんですけど、せっかく身体が湿っているのに拭いてしまうのがもったいない!って思ったのがきっかけで。試しに濡れた状態でローションやオイルを塗ってみたら、乾燥が劇的に改善したんです。肌質など人それぞれあるので一概には言えないと思うんですけど、私の場合は。で、それなら顔にもやってみようと。濡れたままに化粧水をつけると、すごくなじむし浸透がよい気がします。バスタオルを使わなくなったので、洗濯物も減りました」

■出産後は第2の人生。新しい人生が、今は楽しくて仕方ない

──誠希千くんは今1歳2ヶ月ということですが、お子さんが産まれてから気持ちに何か変化はありましたか?

「もともとは子どもが苦手…というと語弊があるけど、興味がまったくなかったんですよ。それが360度+180度回ったくらい、何もかもすべてが変わりましたね。それまでは自分の幸せのために努力する生活をしていた私が、それ以上にダンナさんと子どもの幸せのために生きていこうという気持ちになってますもん。それが一番変わったことやと思います。それまでの自分ともつながってはいるんですけど、今はまったく別の新しい人生がスタートしたような気持ち。だから楽しくて仕方ないし、そんな自分に驚いてます。ひと言で言えば、やっぱり子どもの力ってスゴいなと」

──子ども好きではなかったという小原さんなのに、すごい変わりようですね!

「産んで育てるなんて絶対無理!というマイナスの気持ちのスタートだったから、こんなに愛おしいものだったんだ!っていう衝撃との振り幅が大きかったんだと思います。食わず嫌いだったものほど、ハマっちゃうみたいな感じ(笑)?

あとは相方(くわばたりえさん)の存在も大きくて。先に子どもを授かったので、私はそれを横で見るうちだんだん子どもというものを近く感じられるようになったというか。どんどんお腹が大きくなって、気持ちも変化していく様子を私は横で見ていたんですよね。出産をして、仕事をしながら育てる様子も。それを見るうちに、自分にもできるかもしれないと思えてきた。それまでは友達が産んだ子も、抱っこしたことがなかったんです。『抱っこして』と言われても、なんだか怖いし『ええーっ、私はええよ』って。でも相方の子は接さざるをえないし、『大丈夫だから、抱いてみ?』と言われて抱いてみたら『へぇ〜、こんなにふにゃふにゃしてるんや…』とか。そういうのが少しずつ積み重なって、意識が変わってきたんだと思います。

私はラッキーでしたけど、相方は大変やったと思いますよ。悩んだこともいっぱいあったと思うし。私は彼女が苦労しているところをたくさん見ていたから、子育てって大変なんやろなと覚悟を決めていたところがあって。だから、今子育てしていて大変なことがないんです。相方に『イライラしたことないの?』って聞かれるんですけど、一回もない!」

──えっー?! 一回もないんですか?

「ないです。子育てはものすごく大変なことだと隣で見て思ってきたから、今は子どもが泣こうが少し睡眠不足になろうが『うん、知ってるよ』って。だからイライラしない。まぁ、これからイヤイヤ期が始まったりして、また大変なことが出てくるとは思うんですけど。発熱したときも相方に聞けばすぐアドバイスをくれるので、あわてることもないし。ほんまにラッキーなんですよ。

あとは39歳という年齢で出産できたことにも、感謝していて。もう存分に自分のためにお金を使ってきたし、一生分のお酒も飲んだし(笑)、行きたいところにもたくさん行ったし。存分に自分ひとりの時間を楽しませてもらったので、今ダンナさんや子どものために時間を費やしている自分って…というモヤモヤした気持ちは1ミリもないです。あとはお金も大きいと思う。これが20代で仕事をうんと頑張らなきゃいけない芸人だったら、今のような感覚で子育てできなかったと思いますね。ネットスーパーとかが発達している、この時代にも感謝やし」

──小原さんにとっては、今のタイミングがベストだったということなんですね。

「本当にそうですね。もちろん体力は20代の頃に比べたら確実に落ちているので、大変なことはありますよ。誠希千の爪切りするのにも、老眼鏡をかけなあかんからせつなくなるときもあるけど(笑)」

──ご自分らしいペースで子育てできているなんて、とてもうらやましいです。悩みなんかもないのでは?

「たしかにないですね。あ、ひとつだけあった。誠希千に対する愛情過多なのが、心配ということかな。こんなに愛おしくてどうしよう?と。今はちっちゃいからまだいいですけど、これが中学生高校生となったら、確実にウザがられるやろ、と。

この前誠希千と一緒に新幹線に乗っているとき、素敵なおじいさんがいてニコッと笑いかけてくれたんですよ。うれしいなぁと思ったそのあと、誠希千はどんなおじいさんになるんやろ? でも私は100%その姿を見ることはできないんだ…と想像したら泣けて泣けて。新幹線の中で大泣きしちゃいましたね」

──そのおじいさん、さぞびっくりされたのでは…(笑)?

「その方はなんも悪くないんですよ。本当に申し訳なかったです(笑)。誠希千への愛情が集中しすぎているので、今は早く第2子を…。できることなら5人くらい子どもがほしいところなんですけどね(笑)」

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大好きなダンナさまと誠希千くんの存在が、小原さんの笑顔につながっているんだなぁとつくづく実感。ハッピーなオーラを少し分けてもらえたような気がします。子育てしながら美肌を作る簡単な習慣を綴った『おはら美容』も、ぜひチェックしてみてくださいね♪

『おはら美容』(KADOKAWA)著:小原正子

取材・文/鈴木麻子