<電気代が月8万!?>「断りたい」義母と意見が一致!旦那「帰省するならお金払って」【後編まんが】
前回からの続き。最近のお話です。私はアヤコです。わが家は二世帯同居で、2階に私たち夫婦と子どもたち、1階に義母が暮らしています。去年の年末年始、帰省してきた旦那の弟セイジさんは古いオイルヒーターを何台も稼働させ、1週間ずっとつけっぱなしに! そんな状況ではブレーカーが落ちてしまうため、私たち家族は暖房などを満足につかうことができませんでした。不自由な生活を強いられたあげく、その月の電気料金はなんと「8万円」。さすがに今年は歓迎できません!
あれから電気料金の改定があり、きっと電気代はさらにあがることでしょう。それでもセイジさんやアイさんは気にせず、1年前と同じように暖房器具を使うと思います。娘モエちゃんのことが一番で、電気代のことは考えてもいない様子でした。このままでは、きっと今年も同じことが起こるでしょう。
私が悩んでいると、義母が声をかけてきました。
「アヤコさん、ちょっといい?」「はい、なんでしょう」「セイジから連絡があって……今年も年末年始に来るって言うのよ」次の瞬間、私と義母の言葉が重なりました。
私と義母は同時に「え?」と声を出します。驚きました。まさか義母も同じ思いだったとは……。
私は義母に打ち明けました。「実は……去年の冬にセイジさんたちが来た月の電気代が、5万円くらい余計にかかっていたんです。今年なんて電気代が上がっているから恐ろしい金額になると思って……」
私と義母はうなずき合います。「夏ならいいんですけどね」「そうね、夏なら雪もないし、そこまで準備も大変じゃないわ」思いがけず意見が一致したので、さっそく旦那にも事情を説明しました。旦那がセイジさんに連絡するというので、私と義母は任せることにします。
「……母さんも歳だからさ。寒い時期だと大変なんだよ」旦那は義母が高齢になったことを理由にやんわりと断ってくれるようです。わが家の子どもたちはもう大学生と高校生で、小さい子どもがいる家庭とは生活スタイルも違います。3歳の子どもが来るなら危ない場所もあるでしょう。義母がモエちゃんの過ごす環境にかなり気を遣っていたのは確かです。
あまり納得していない様子のセイジさんに、旦那はたたみかけます。「あと、去年の電気代。セイジたちがいた1週間だけで、いつもより5万円ほど多くかかったんだって」ついに旦那は電気料金の件を口にしました。さすがにセイジさんも「5万」と言われて返す言葉が見つからなかったようです。
私も義母もせっかくの帰省でケチなことは言いたくなかったけど、旦那が全部言ってくれてどこかスッキリしたのは事実でした。帰省される側の身になってみると5万円以上の電気代負担は大きく、背に腹はかえられません。今回の年末年始の帰省がなくなり、申し訳なさも少しありますがホッとした気分です。もし夏にセイジさん家族が来るというのなら、喜んで迎えてあげたいと思っているところです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子