<妻の手術よりゴルフ!>ショック!流産で傷ついた私に「仲間と1泊で旅行」と言う夫【第1話まんが】
数年前の話です。私(ユウコ)は夫のテツヤと、3才の娘カナと3人で暮らしています。娘は目に入れても痛くないほどに可愛く、愛おしい存在です。かねてより2人目を望んでいましたが、このたび待望の妊娠がわかりました。
陽性の検査薬を見つめ、夫婦で心から喜びあいました。しかし……。
流産してしまったのです。「残念ですが……」私は呆然としました。医師が話す内容を理解するのがやっとでした。
「手術しましょう。……えーっと……金曜日の午前中に来られますか?」「……金曜日、ですか……?」私はスマホのスケジュールアプリで夫の予定を確かめます。金曜日は「休み」となっていました。もしかしたら夫にも何か予定が入っているかもしれないけれど……今は状況が状況です。夫は私の身体のこと、手術のことを最優先に考えてくれると思い、手術の日程を組んだのでした。病院の帰り道。私は娘の手を引きながら、トボトボと歩きます。
娘を公園で遊ばせ、私はそれを見守りつつ夫に電話をしました。
「私の身体のことも考えてなるべく早く手術をした方がいいんだって。それで今週金曜日で予約取っちゃったんだけど、あなた休みだったわよね?」「え? 今週の金曜日? 休みだけど、俺、仲間と1泊でゴルフ旅行だよ?」「……え?」私は耳を疑いました。
「他の日にずらせないの? 来週は忙しいから、再来週とか……」私は夫が手術が緊急だと分からなかっただけだと思い医師に言われたことを伝えました。「私の身体のことも考えてなるべく早くにって言われていて……」「そっか」
待望の妊娠だったので、流産はとても残念でした。さらに落ち込む暇を与えてくれないくらい、すぐに決まってしまった手術の日程……。そんななか、夫はゴルフ旅行へ……予定を変えるつもりはないようです。信じられません。私の手術はゴルフ旅行より軽いのでしょうか。私が抱えていた感情はギリギリのところで溢れそうになりましたが、娘が近くにいたため、何とか抑えることができました……。今夜、夫が帰宅したらしっかりと話しあいたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子