<汚い家、ウンザリ!>「私は家政婦じゃない」ヨメばかり苦労してるの……気づいてる?【中編まんが】
前回からの続き。
私サキは夫と小学生の子ども2人と暮らしています。夫は優しく、よく気がつく人です。家族との関係になんの問題もないのですが、年に2回の帰省が憂鬱なのです。帰省が億劫だと思う大きな理由は、義実家が汚いこと。義母は片付けと掃除が嫌いなので、今回の帰省も私は義実家の家事を任されてしまいました。いつもは義姉(ナオミ)と2人で乗り越えてきましたが、今回、義姉は仕事を理由に帰省せず……。義母の怠けグセは年々増しており、帰省のたびに負担が増えるためウンザリしています。
「雨が降ってきたわよ」と話す義母。目線の先には洗濯物があります。(洗濯物を入れろってこと……?)
無言で洗濯物をたたむ私に、夫が心配そうに声をかけてきます。
「大丈夫?」と夫が声をかけてきたことが引き金になり、私は感情を抑えきれなくなりました。家事をやるために帰省しているかのような状況に限界を感じていた私は、つい夫にキレたのです。
あとの洗濯物はすべて夫がたたみました。すると義兄もやってきて……。
「ごめんな、サキさん」
「次回は連れてくるから」と言うので、「2人で家事をしろと?」とイヤミのような返事をしてしまいました。慌てる義兄と夫。本来家事をさせるつもりで帰省しているわけではないとのこと。どうやら帰省中の嫁たちの状況を、義兄も夫も理解していないようです。
「家事はいいから休んでて」と言う夫に、またカチンときてしまいました。本当に何も分かってないの……!?
何もやらなかったら汚いまま。そんな場所で過ごさなくてはならないこちらの身にもなってほしいです。
汚い義実家に、何も感じていない様子の義兄と夫。私はいちから説明します。帰省中、私たちがしていることを……。
「寝る部屋に掃除機をかけて、布団の準備もやってる。トイレもお風呂も掃除して、台所も片付けている」全部義両親にやってほしい、お客様気分でいたいというわけではないのですが、家の状態が酷すぎて「迎え入れてもらっている」とは思えません。「嫁にやらせればいい」という気持ちが透けてみえるのです。「もう私たちを家政婦扱いするのはやめてほしい!」
やっと状況を重くみてくれた義兄と夫が、義両親と話してくれることになりました。これで負担が減るといいのですが……。嫁であるわたしや義姉に甘えてばかりの義両親。いったいどういうつもりなのでしょうか。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・林檎りん 編集・塚田萌