<反抗期!母のココロ壊れる……>離れていた時間は無駄じゃない!反省、そして謝罪【第10話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私はユミコ。1人息子のショウゴと夫(アキオ)と生活しています。思春期を迎えたショウゴの反抗に日々頭を悩ませていますが、夫は「年頃の男子なんてそんなもんだ」と取り合ってくれません。ある日いつものように反抗的な態度をとるショウゴにプッツリと糸が切れてしまった私は、家事を投げ出し荷物をまとめ、数日帰らないつもりで家を出ました。夫と相談し今は離れて暮らしています。
1人暮らしをはじめて2か月ほど経ったある日、自宅に着替えを取りに戻ると、ちょうど学校から帰宅してきたショウゴとばったり出くわしてしまいました。
ショウゴの顔を見るやいなや嘔吐してしまった私。最近は心穏やかに生活していましたが、私の体がショウゴに拒否反応を示したのです。私は後悔の思いを込め、ショウゴに「言っていいこと、悪いことの区別がつかない人間に育ててしまいごめんなさい。私の責任です」とLINEを送りました。送信したのち、ショウゴのLINE登録を削除しました。
自宅から持ってきたショウゴが幼い頃のアルバムを開きます。(小さい頃のショウゴの写真は優しい気持ちで見ることができる。よかった……)ショウゴが私を傷つけたように、私もショウゴを傷つけてしまったのも事実。今はまだ以前のように一緒に暮らしたいと思うことはできませんが、面と向かって謝罪ができるくらいには戻りたいと思っています。
それから、数日後。私はショウゴに手紙を書きました。
数か月間、ショウゴと向き合えるよう病院に通院していました。そして、何度か手紙のやり取りをおこない、電話でのやりとりも自然とできるように。夫に協力してもらって、LINEでのやりとりも再開し、テレビ電話ができるまで回復。そして、17歳の誕生日を迎えたショウゴにテレビ電話越しにおめでとうを伝えることができたのです。「誕生日おめでとう」「……うん」ショウゴはもう私に対して暴言を吐くことはなくなりました。
今日はおよそ1年ぶりに対面です。ショウゴが希望した焼き肉屋に食事にいくことにしました。待ち合わせ場所につくと、一足早く夫とショウゴが待っていました。私は真っ先に言わなければならないことがありました。
離れて暮らしている間にショウゴの顔つきも大人びてずいぶん成長したように感じます。まだまだお互い会話にぎこちなさはありますが、これから少しずつ家族としての時間を取り戻していけたらと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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