<義父と大ゲンカする嫁>「家族を守れない旦那はいらない!」着々と離婚の準備を……【第5話まんが】
前回からの続き。
私(ユカ)は、6歳と4歳の子を持つ二児の母。旦那の実家で同居しています。長男は親と同居するのが当たり前の土地柄なので、渋々同居を受け入れましたが、やっぱり大変です。義父(ゲン)は典型的な俺様気質。義母も旦那も義父の言いなりです。そんな義父は、台風や大雨になると天候が悪化してから急に張り切り、私たち家族を外での作業に連れ出します。今朝も台風が接近するなか「外に行くぞ!」と私の制止を聞きません。義父と大喧嘩の末、私は自分の車に乗り込み、市内にある自分の実家に帰ってきました。その後、義父は外での作業中にハシゴから落下したらしく、ご近所のヨウコさんから連絡がきました。
ヨウコさんの旦那さんレツさんは、ウチの旦那の小・中・高校の先輩。レツさんから説教された旦那は改心したのでしょうか……?
「これくらいの風雨なら大丈夫」と言っていた義父がケガしたことも、その横で旦那がオロオロしていたことも。ヨウコさんに聞いて全て知っているのです。そのうえで私はこう伝えることにしました。
「暴風雨になってから外に出るのを強要したら……離婚する覚悟です」今回の一件で頭に浮かんでいた「離婚」という2文字を、旦那に突きつけます。すると義父は……。
「離婚なんてしてみろ、貧困まっしぐらだぞ」と旦那。なんの資格も持っていないんだから、どうせパートしかできないだろう。「離婚なんてクチだけだ」義父も旦那もそう思っているのでしょう。
義父と旦那の態度を見て、私の決意は間違ってなかった……そう思ったのです。
私はさっそく動きはじめることにしました。旦那に「資格の学校に通おうと思っている」と告げます。
子どもたちの教育費、という名目で正社員を目指すことにしました。費用も独身時代の自分の貯金から出すと言えば文句はないでしょう。「自分で払うならいいか。家事の手は抜くなよ」と旦那の了承も得たので、ここから私の自立への道がスタートします。
台風でのケガを「名誉の負傷」だと言う義父。レツさんから渡された「防災ガイド」に一度も目を通さない旦那。きっと義父と旦那はずっと変わらないままでしょう。それなら私が変わるしかありません。
相変わらず義父の言いなりの旦那は、歳を重ねるごとに「リトル義父」となっていくだけ。この人と一緒にいれば、きっと子どもたちも同じような価値観の人間になってしまうでしょう。そうなる前に、私は子どもたちを連れてこの家を出ます。家族を守れないような旦那なら……いらないですしね。
原案:ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・まゆか! 編集・横内みか