2022/09/24

＜結婚の条件って何様？＞【後編】もし息子が「結婚には共働きが絶対」と言ったら親として伝えたいこと

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前回からの続き。一昔前までは、「男が稼ぎ、女が家庭を守る」という風潮があった日本も、今では「共働き」が当たり前になりつつあります。しかし一方では、「共働き」という言葉だけがひとり歩きし、家事・育児に関する負担は相変わらず女性の方が大きい、と嘆く声も多くみかけます。
ママスタコミュニティに投稿された「もし息子さんが「結婚するなら共働きが条件だな」と言ったらどうする？」にコメントを寄せてくれたママたちは一様に、将来結婚するかもしれない息子さんに「伝えたいこと」があるようです。

奥さんに「稼ぎを求め」自分は「何もしない」はないよね？

『満足に稼げないのを棚に上げて、奥さんにばかり仕事も家事も全部やれなんて虫がいいわ』

『家事・育児を奥さんに丸投げするんだったら甘ったれんなって言う』

『「俺の稼いだ金は俺のものだから」的な考えだったら、育て方を間違えたと反省して教育し直す』

奥さんに稼ぎを求めることは否定しないけれど、大切なのは「そのあと」だというママたち。稼ぎも家事も育児も、すべて奥さん任せにするつもりで「結婚するなら共働きが条件」と言い出していないかを確認したいのだそう。まさに今現在もママたちが悩んでいる内容が、息子さんが結婚する未来でも繰り返されるなんてたまったものではありませんからね。
ママたちが身をもって感じた「共働き」における女性の大変さ。それをいかに息子さんに伝えていくかによって、未来の息子さんの家庭の築き方が決まるのかもしれません。

「共働き」が条件であるならば、リアルなアドバイスを

『「家事育児は折半が大前提。共働きはどうしたって女性の方が負担が大きいからね。奥さんが働きやすい環境を、あなたが作ってあげないとね」って言うわ』

『「それならあんたも融通の利く会社に就職しなきゃだねー。子どもはしょっちゅう体調不良になるから」って言う』

『「家事育児の負担は男が多く。くらいの気概を持て」と言うよ。たぶんそのくらいでようやく半分くらいになる。妊娠・出産はどうしても妻の負担が重くなるんだから、その分どうするかを考えなさい、と教える』

結婚して子どもを望むとき「出産」という面においてはどうしても女性の負担が大きくなります。それを加味したうえで「女性が働きやすい環境を一緒に整えていくのも旦那さんの仕事」とママたちは伝えたいのですね。
予測不可能な子育てへの対応を奥さん任せにせず、いざとなれば自分が体を張って家庭を守る！　くらいの気概があれば、きっと共働きでも円満な家庭を保てるでしょう。

『「お付き合いする前に相手の子にさりげなく伝えなさいね」って言う。子どもが欲しいなら、なおのこと』

自分が結婚相手に共働きを望むのであれば、結婚適齢期にお付き合いをする相手には「早めに伝えて」というアドバイスもありました。結婚を考える女性側の気持ちに寄り添った、まるで自身の経験を踏まえたかのようなコメントにもうなずけます。

ママたちが「今」できることとは？

『結婚までに家事一通り叩き込む』

『「じゃあ、明日からお母さんの手伝いをして、全ての家事をマスターしてね」って言う』

将来「共働きの家庭を築きたい」と願っているのであれば、今から家事を教え込まなくては、というママたちです。家事がどれだけ大変かということを知るうえでも必要なことでしょう。将来、独身でひとり暮らしを貫くことになったとしても、料理や洗濯といった一通りの家事は生きていくうえで必要です。いずれにしてもマスターして損はないですよね。