<テストの点が悪い子ども>娘と親は別人格……。自分の人生を楽しむ大切さに気づいた私【後編まんが】
前回からの続き。ここ最近、中一の娘(玲奈)があまり勉強を好きではないようで悩んでいます。私(靖子)はずっと勉強が好きで、テストも娘のような点数をとったことはありません。娘はなにより大切な存在だけど、「成績の悪い娘」はどうしても受け入れられず悩んでいます。夫に相談するも「まだ中一だろ」と真剣に取り合ってくれません。一人悶々と悩むなか、塾の宿題をしていなかった娘に「勉強をなんだと思ってるの!? だからいい点数とれないのよ」と思わずキツい本音をぶつけてしまいました。
私は娘が帰宅後すぐ「ごめん、お母さん言いすぎたね」と謝りました。「でも悪かったの、私だし……」と小さな声で娘は答えましたが、いつも明るい娘がめずらしく沈んでいます。やはり傷つけてしまったのだと思いました。
夫に今日あったことを話しました。今日は私の様子を見て、じっくり話を聞いてくれました。
自分が勝手に決めたシナリオなのに、その通りにならないから、不安で怒っていたようにも思います。夫に本音を話し、少し気持ちが落ち着きました。まだ中一だし、長い目で娘の成長を見守ろうと決めます。
ひさびさの仕事だし、仕事に集中している時間は、家族のことを考える余裕すらありません。以前は家でじっと一人で考え込み、悩みを大きくさせてしまっていました。でも今は仕事と家、気持ちの切り替えがあってうまく気持ちのバランスがとれているように思います。
娘は娘、私は私。それぞれ好きなものや得意なものも違うし、幸せのかたちも違う。
(自分の人生と娘の人生を切り離して考えないと!)私は初心を忘れないためにも、娘が赤ちゃんのときの画像をスマホの待ち受けにし、元気に育ってくれるのが一番だと、たびたび思うようにしています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・べるこ 編集・秋澄乃
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