知人から贈られて困ったものはありますか?悪気はないとわかっているけれど!
みなさんは親戚や知人から、贈られた物で困った経験はありませんか? 贈り主としてはきっと、よろこばれる物を選んでいるはず。しかしときには、予想外ともいえるものが贈られることもあるでしょう。ママスタコミュニティには、あるママからこんな投稿が寄せられました。
『みなさんは今まで、もらって困った贈り物ってありますか? 誕生日や出産祝い、結婚式の引き出物や日ごろ身内からもらう物でもなんでもいいので、困った贈り物をもらった経験があったら教えてください』
「贈りものは気持ち」などと言われたりもします。しかし取り扱いに困る物が贈られてきたこともあるかもしれません。ママたちが贈られて困った物には、どのようなものがあるのでしょうか。
使い古した物やずっと保管されていた物
贈り主が大事に保管していたであろう品々が、ママたちのもとへ届いたことがあるようです。
時代を感じる服
『おばから義母へ、義母から私へまわってきたモッズコート』
『義母がくれた真っピンクのレギンス』
『20代の頃。勤め先で60代の患者さんが、若いころに着ていた服をもらった』
着古されたであろうモッズコートや、いつどこで履けばいいのかわからないピンクのレギンス。過去にはイケイケだったであろう服が届いたママたち。服の流行りはときに巡る場合もありますが、着こなしに頭を悩ませてしまいそうです。しかし長年服を保管しておけるなんて、先輩方の物もちのよさには関心です。
ニオイが染みついてムリ!
『母から毛糸や子どもの服をもらうんだけれど、全部タバコ臭い!』
『おばあちゃんからポケットティッシュを大量にもらったら、ずっとしまってあったのかすごいニオイだった』
「きっといつか使うだろう」と保管していても、ニオイが染みついてしまうと使うのを躊躇してしまうことも。洗濯できる物であれば、ニオイ取りの目的で洗濯をしてみるのはいかがでしょう。しかしニオイが取れたとしても、快く使えない物もあるでしょう。相手には申し訳ない気もしますが、次の策を考えた方がいいかもしれません。
使い古した物
『ママ友から使用済みの産褥ショーツが届いたときは、衝撃的だった』
『20年以上前の黄ばんだ育児情報誌をもらった』
産褥ショーツは使用期間が限られますよね。ママ友は「買うなんてもったいない」と贈ってくれたのかもしれません。しかし使用済みの下着を履くとなると、洗濯後でもなんだか気が引けてしまいますね。なかにはずいぶん前の育児情報誌をもらったママも。育児の常識はたった数年で変わる場合もあるでしょう。また現代は知りたい情報があれば、インターネットやSNSですぐに調べられますよね。贈ってくれる気持ちはとてもありがたいのですが、気持ちだけ受け取らせてもらいたいですね。
一体コレをどうしたらいいの!?
置き場や使い道に困った贈り物
『私が結婚するときに、父の友人が80センチくらいの「こけし」をくれた』
『大量の薪。うち暖炉ないし!』
『新築祝いに義父から贈られた甲冑。床の間に置いているけれど、うっかり戸を開けてビビる』
『棒と紐、板が入った火おこしグッズ。今、令和だぞ!』
ママたちから寄せられたコメントには、甲冑や大きなこけしなど置き場に困るような品がズラリ! 暖炉があるご家庭なら消耗品の薪をもらえたら「ラッキー!」となるかもしれませんが、暖炉がなく薪の使い道がないと困るでしょう。近所に暖炉があるご家庭やママ友がいれば、引き取ってもらうのが賢明かもしれません。
独身時代の思い出
『元カレに別れ話をしていたときのこと。なぜかペアリングを渡してきた。「別れてもオレだと思って大切にしてほしい」だって。意味が分からん』
『独身のころ、職場のキライな男からブランドのボールペンをもらった。ボールペンと一緒に「今度食事に行きましょう」とメモが入っていたけど、すぐにそのボールペンは売った』
『元カレから借りたCDを聞こうとケースを開けたら、元カレのドヤ顔写真が入っていてドン引き』
時折冷めるような行動をとる男性陣がいるのはなぜでしょう。ママたちにとっては黒歴史のひとつとして、記憶に残っているようです。ママたちのコメントを読んだ筆者も、過去に遠距離恋愛をしていた元カレから手紙とともにキメ顔写真が送られてきたことを思い出しました(笑)。しかしその元カレと筆者は、ご縁がなかったようです。
結婚式の引き出物でビックリ!
『占い師の女友だちの結婚式に旦那が出席。引き出物がなんと! 旦那のことを占った紙切れ1枚のみ。超衝撃的』
『友だちの結婚式に「振袖で来て!」と言われたから振袖で参加した。でも引き出物は重たい土鍋。振袖で土鍋を持ち帰れって、友だちは私のことが本当はキライなのかもと疑った(笑)』
占い師に占ってもらえるのですから、占い好きにはうれしい引き出物かも!? 持ち帰るのにも軽くて、かさばらず便利な気もします。しかし想像していた引き出物とは異なり、旦那さんは衝撃をうけたでしょうね。一方引き出物で重たい土鍋をもらったママも。慣れない着物姿で土鍋を持ち帰るとなると、せっかくの着物も着崩れしてしまったのではないでしょうか。
お手製のアレコレ
『義姉お手製の布ナプキン』
『祖母が牛乳パックに千代紙を貼りつけたペン立て』
『旦那のいとこから、ハンドメイドのバッグをもらった。普段フリマアプリで売っているらしいけど、正直趣味じゃない』
『ご近所のおばあちゃんが、手作りマスクをたくさん持ってくる』
『ママ友が毛糸で編んだアクリルたわし』
『義母が使い古したバスタオルで作ったバスマット』
『母が作ったハーバリウム』
作り手の「趣味」ともいえるハンドメイド品の数々。楽しくてついたくさん作ってしまい、おすそ分けしたくなったのかもしれません。もし作ってくれた相手から「プレゼントしたものを使ってくれている?」なんて聞かれることを想像したら、処分しにくいですよね。
届いた食べ物に思わず「ギョ!」
『ママ友から乾物をもらったんだけど、賞味期限が10年過ぎている海苔を発見! 怖くなって賞味期限が切れていないものも全部処分しちゃった』
『ご近所さんに「傷んでいるかもしれないけれど」と家庭菜園の野菜をもらったけど、本当に傷んでいた』
『義母が育てている野菜には、いつもナメクジがびっしり。ありがたいけど、正直しんどい』
「野菜をもらえるなんて、うらやましい」と思う一方、虫つきの野菜は虫がキライなママにとっては苦痛のようです。虫がキライなら「野菜に虫がついていても仕方ない」と気持ちを切り替えるのは難しいはず。別のママは賞味期限切れの海苔をもらったのだそう。10年も前の賞味期限を目にしたママは、ギョッとしたでしょうね。もし相手に食品を贈る場合は、いま1度賞味期限の確認をしていただけるとありがたいですね。
悪気があるわけではないけれど……
ママたちがもらった「困った贈り物」には、さまざまなものがありました。贈る側には決して、悪気があるわけではないとわかっていても、いざ手にすると戸惑ってしまう贈り物も。贈る側の価値観を重視したがために、受け取る側にとっては「困った贈り物」になっているかもしれません。贈る前に相手にひとこと必要かどうかを聞くだけでも、受け取り側のモヤモヤした気持ちは減る気がします。誰かに贈り物をするときは、相手が不快な思いをしたり困ったりしないかを、いま1度確認してから贈るようにしたいですね。
文・吉岡可奈 編集・藤まゆ花 イラスト・Ponko
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