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義姉が茹でた枝豆の塩が足りない……。塩をもらう?それともそのまま食べる?

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素材を活かし薄味が好みのご家庭や、ご飯が欲しくなるようなガツンとした味が好みのご家庭まで、料理の味付けは家庭によってさまざまでしょう。家族ならばある程度好みの味付けも分かりますが、たまにしか会わない親族相手だと好みがわからないこともあるかもしれません。

『私が枝豆を用意したら、義妹に「塩が足りない」と言われました。作ってもらっているのだから、黙って食べればいいのに。食べられないわけじゃあるまいし、塩を要求してくる義妹にイライラします』

投稿者さんは旦那さんの実家で義両親と同居している、いわゆる長男の嫁。旦那さんの妹さんにとっては義姉にあたります。帰省した義妹家族に料理を振る舞うも、どうやら枝豆を一口食べた義妹に「塩が足りない」と言われてしまったようですね。

「塩が足りない」と文句を言う義妹にイライラ!

せっかく用意した食事にケチをつけられたような気持ちになってしまった投稿者さん。妹のひと言にイライラが抑えきれず、思わずこんな発言を……。

『次は義妹の分だけ別皿にして、塩を10回振ってやろうと思っている。はらわた煮えくりかえる』

なんとかその場では気持ちをおさめたようですが、次の帰省では何かが起りそうな予感が拭えません……。投稿者さんのこの怒りに、同調するような声が届きました。

『「義妹ちゃんは濃い味が好きなんだね!」って言いながら塩渡したら? 食事ごとに「義妹ちゃんには味が薄いかも、ハイ塩」って毎回塩を渡しちゃえ』

『塩が足りないって言われたら「我が家は薄味だからごめんなさいね」って言って笑顔で塩を渡すよ。心の中では「塩分の摂りすぎで病気になればー」って思うけどね』

義妹にとって自分の実家という場だったので、遠慮することなく「塩が足りない」と言ってしまったのかもしれません。しかし料理を作ったのは母ではなく、義姉である投稿者さんです。もう少し配慮した言い方であれば、投稿者さんもここまで憤ることはなかったのではないでしょうか。

もし「塩が足りない」と言われたら……?

投稿者さんと義妹のやりとりについて、ママスタコミュニティのママたちはどのように感じたのでしょうか。まずは枝豆を作った義姉側にたったママたちの意見をみてみましょう。

投稿者さんの気持ちがよく分かる!怒るママたち

『黙って食べるのが礼儀。「塩が足りない」というのは気が利かない人の言い方だと思う』

『店じゃないんだし、ご馳走してもらっている側がその態度はおかしいと思う』

『お店でもないのに! 出された食べ物に感謝こそすれ、クレームをつけるのはありえません』

用意してもらった食事に文句をいうのはおかしいと考えるママたち。普段料理を作ることの大変さを感じているからこそ、そう感じたのかもしれませんね。

「はい、塩どうぞ!」怒らないママたち

しかし一方で、「塩が足りない」と言われてもイライラしないママたちもいるようです。

『「塩辛くて食べられない!」と言われるよりマシ』

『文句言われた訳じゃないので、別に何とも思わないわ。「はい、どーぞ」ってなる』

『みんなそんなこだわりをもって枝豆に塩をふっているの? 私はテキトーだから「味が薄い」って言われたら「お好きにどーぞ」って普通に塩を持ってくるわ』

『「何あれ、味うっす!」と陰で言われるよりは、面と向かって「塩ください」って言ってくる人の方が安心できる』

枝豆の塩が足りないというのは、料理スキルを否定されたことにはならないのではないかと感じたママたち。枝豆の塩加減の好みは人それぞれでしょう。自分の料理の味付けを否定されたのではなく、今回は単に塩の量の問題として受け取ったようですね

他人が作った料理、ひと味足りないときは……

では次に「塩が足りない」と感じてしまった義妹側の立場にたった意見をご紹介します。

素直にズバッと「塩下さい」というママたち

『「塩足していい~?」って塩をもらうわ』

『「私、枝豆は塩味キツイ方が好きなんで」と言って塩をもらう』

投稿者さんの義妹のようにズバッと「塩をください」と言うママたち。「塩を足していいかな?」と確認したり、「濃い味が好みです」と自分の好みを主張したりしているようです。あくまで作ってくれた方への配慮は忘れてはなりませんね。

「黙って食べます」塩が足りないと思っても言わないママたち

『そのときだけなら豆の味を探してみます』

『黙って食べるよ。たかだか一日くらい』

『誰かが作ったもので味が微妙なものでも特に何か言ったことはないな。「こういう味付けなんだな」と思うくらい』

『そのまま食べるわ。嫌なら食べなきゃいいんだし。よその人の味付けにいちいち文句を言うようなことはしないよ』

『口に合わなければ少しだけつまんで食べないだけ。余計なことは言わない』

『味が薄かったらほとんど手をつけないかな』

「塩が足りない、とは言いません」と答えたママたち。しかし「言わない」としたうえで、ママたちがとっている対応は二通りあるようです。一つ目は好みじゃないと思いつつも黙って食べる。二つ目は食べない。今回のトピックでは「好みじゃないと思っていても黙って食べる」と話すママからの回答が目立ちましたが、なかには食べないことを選択するママもいました。今回のように枝豆の塩分なら問題ないかもしれませんが、独特な味付けの料理なら残してしまう方がいても不思議ではないでしょう。ただ、もしかしたら手をつけないことで「好みではない」ことを伝えているのかもしれませんね……。

枝豆を出すならこんな方法はどう?

大人にとっては最高のおつまみにもなり、子どもたちにとっても手をつけやすい枝豆は、親族の集まりでは出しやすい一品。では今後、枝豆を出すときはどのようにすればいいのでしょうか。

『テーブル塩をおいて、「お好みでどうぞ」でよくない?』

『好みは人それぞれだから私は塩も一緒に出して、「薄めに作っているので好きにかけてくださいねー」って出すよ』

『一緒に住んでいない人の味覚なんてわからないんだから、味を壊さない程度に出そう』

多くの人が集まる場面では、一人一人の好みに合わせることは難しいですよね。ママたちが言うように塩加減は薄めに作っておき、「お好みでどうぞ」と塩を添えて置くのがベターな方法なのかもしれません。

シンプルな料理だからこそ、好みが分かれてしまう枝豆。毎日食卓を共にする家族ならば、好みを伝え合うことは大事でしょう。しかしたまにしか会わない関係ならば、最後の味付けは各々にお任せする、また出された側は黙って食べるのがお互いに対する気遣いだと言えそうです。

文・荻野実紀子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
帰省して親と同居の兄嫁が茹でた枝豆の塩が自分には足りなかった場合どうする?