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今だったら大問題の事案も!?ママたちが「小学生のとき嫌だったこと」

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ママスタコミュニティに「自分が小学生のとき嫌だったこと」を問うトピックがあがりました。「昔も今も、子どもが嫌なことって共通よね」と思えるコメントもあれば、今だったら到底許されないような内容も……。あなたが嫌だったことも入っているでしょうか。

学校行事や授業で嫌だったこと

その科目や行事が好きな人には楽しかったかもしれないけれど、みんなが楽しめているとは限りません。

『車酔いが酷かったため、遠足だの見学だの大嫌いだった』

『楽しい冬休み明けのマラソン大会』

『プール。水着になるのが本当に嫌で、高学年のときは「生理」とか「水泳道具忘れた」とか嘘ついて休んでた』

『ドッジボール。一度顔面に当てられて鼻血出してる。ボール取れない。運動神経がいい人にはわからないだろうけど、「今日はドッジやります」って日は、大袈裟でなく「これから死に直面します」ってレベルの恐怖が襲ってきて家に帰りたかった』

筆者も運動が苦手だったので、ドッジボールに対しての恐怖心が痛いほど気持ちがわかります。狙われる恐怖と戦う数分間が、どれだけ長く感じられたことか。

『音楽の時間に先生の前で1人ずつやる、合格するまで終わらない歌やリコーダー』

『国語の朗読で、漢字がいっぱいな箇所が回ってくるかどうかハラハラする瞬間』

運動の実技もそうですが、自分がうまくできないのがわかっていて、それでもやらなくてはいけないのが辛かったですね。

なぜあんなに強制を?厳しい給食時間

ママスタコミュニティでもときどき話題にあがる、給食の完食問題。学校によっては残量調査などのために、先生が無理やり食べさせることがあるようです。もちろん食べ物を粗末に扱ってはいけませんが、「ここまでする必要ある?」と今でも思っている人はいるのではないでしょうか。

『給食が食べられない子だった。5時間目まで食べさせられたし、途中で吐く子はビニール袋を持たされて食べていた。やっと食べてから遅れて給食室に食器を持っていくと、おばちゃんにひどく叱られた。今では考えられない。ひどい時代』

『小学1年生の頃、親も頼んでいないのに担任の女性教師が無理やり私の左利きを矯正をして、給食時間が過ぎても掃除時間まで右手で食べさせられた。小食で給食を食べきれない子や好き嫌いがある子と、泣きながら掃除時間が終わるまで食べさせられていた』

クラスでの納得できないルールや出来事

先生はクラスのためを思ってしていたのでしょうが、「これ、やる意味ある?」と思っていた人はいるのでは……。

『帰りの会の「いいこと見つけ」。何もないのに』

『「クラスの皆の良いところを書き合おう!」みたいなやつ。みんな「サッカーがうまい!」とか「笑顔で優しい」とか書かれるなか「いつも消しゴムを貸してくれる」って感じの内容ばかりだった……(笑)』

同じく先生は良かれと思ってやっていたことが、子ども心に辛かった思い出となってしまったパターンもあるようです。

『跳び箱をクラス全員が跳べるようにするってひたすら練習させられた。私が最後まで跳べなくて、跳べるようになったら学級通信に「〇〇さんの頑張りで全員跳べるようになった」って書かれた』

『ちょっといじめられてたときに開かれた学級会! ただの公開処刑』

『クラスが班ごとに分かれていて、1人が何かしでかすと連帯責任で1週間休み時間と給食時間に口をきいてはいけない。今じゃ信じられない、問題になるよね』

クラスの団結のため? ただ先生が統制しやすかったから? なぜ子ども同士が犠牲にならなくてはいけないのでしょう。

『修学旅行とか林間学校の班決め。話し合いで決まらずじゃんけんで勝って仲良しの子と同じグループになれたのに、負けた子が泣いて、結局私が他の班に移動になった。むかつくわ』

同じようなこと、大人になってからもありますよね……。

贔屓・暴力・セクハラ……教師の問題行動

『可愛い女の子グループだけ、子どもでもわかるくらいの贔屓。できない子・できる子に分けての授業』

『5、6年生のときの担任に異常に好かれていて、髪を触られたりセクハラされたりしてた。一番仲良くしていた友だちといつも一緒にいることを「仲良くしすぎだ」と注意された』

先生も人間ですから完璧ではありませんが、「人としてどうなの?」と思うことはあります。

『先生の暴力が嫌でした! 全員正座で一列に並ばせられ、順にゲンコツされたり土下座からの頭を地面につけられたりするのも辛かった!』

『授業中に喋った子は、みんなの前に出て口にガムテープを貼られていた。ガムテープを貼られたまま、涙を流していた子の顔が記憶にある。今こんなことしたら問題になるのでは』

『高学年のときの担任が、タバコを吸いながら授業してたこと』

教室でタバコだなんて言語道断! けれど昔は学校に抗議することを躊躇する親も多く、体罰もよほどでないと問題視されなかった気がします。筆者の小学校時代はギリギリ昭和でしたが、年配の先生のなかには戦時中の教育から完全には抜け出せていない人もいて、親も「あの先生はもう仕方ない」とあきらめムード。そう考えると、やはり「教育」が人格に与える影響って大きいですね。

今思えばデリカシーがなかった

「最近の子は成長が早いから……」と比較的配慮されるようになりましたが、当時だって嫌なものは嫌でした。

『体育着のブルマ。完全にパンツだった。今の子はハーフパンツ型で羨ましい』

『男子も女子もパンイチで身体測定』

『身体測定。当時、変な男性教師はいなかったはずだけど、いろいろと思うことがあった』

『先生の目視による肌着の色チェック。男性教諭がチェックするの、ほんとに嫌だった』

肌着に関する問題は、今でもときどきメディアにあがりますね。もしかしたら“昔の当たり前”を”今も当たり前”と思っている教育関係者がいるのかもしれません。

わが子が「嫌だと思っていること」知っていますか?

ママたちが小学生時代に嫌だったことを読んでいるうちに、当時の思い出が甦った人もいるでしょう。なかには今も改善されないまま、辛い思いをしている子どもがいるかもしれないな……と思わされるものもありました。

改めて今わが子に「学校で辛いことって何?」と聞いたら、なんと返ってくるのでしょうか。かつての自分たちと同じことを言う子もいれば、現代ならではの答えが返ってくる可能性もありますね。子どもが学校の愚痴を言っていると、つい「文句ばかり言わないの」といさめたり聞き流したりしがちですが、ちゃんとじっくり聞いてあげるといいのかも……そう思わされた話題でした。

文・千永美 編集・秋澄乃 イラスト・ももいろななえ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
自分が小学生の時、嫌だったこと箇条書きに、どうぞ。