【後編】幼稚園を選んだ決め手だったことを急に変更された！これって理不尽じゃない！？
通っている幼稚園の「9時～9時半までに登園」というルールを入園の決め手としていた相談者さん。しかしそのとおりに通園をしていたにもかかわらず、先生から「今後は9時までに来てほしい」と言われてしまいました。納得がいかない様子の相談者さんですが、この登園時間は残念ながら決められてしまったこと。そのため「ポジティブに考えてみて！」というアドバイスも寄せられています。
小学校に向けて早めの時間に登園することは悪いことではない
今後相談者さんが9時に子どもを登園させることになると、睡眠時間を30分削られることになります。日々頑張って働いているなかで睡眠時間が30分短くなるとなれば、たしかに自身のコンディションに影響することもあるでしょう。二度寝をするといっても、それができる人もいれば、できない人もいます。
しかし悪い面だけでなく、いい面にも目を向けてみてください。早めの登園は悪いことばかりではないのかもしれませんよ。このようなコメントが届いています。
『小学校入学に向けて早い方がいいと思うけどな～』
『年長さんなら4月から小学校だから、その訓練のために言ってくるところもあるよ』
相談者さんは現在「9時～9時半までに登園」というルールのもと、それを実行しています。しかし小学校に入学したならば、登校時間はもっと早くなります。大きく環境が変わるであろう“小学校入学”に向けて、今から家族みんなでライフスタイルを整えていると考えれば、きっとのちに「良かった」と思える日がくるかもしれませんよ。
どうしても納得がいかないようならばこのような手も……
もしどうしても相談者さんが納得できなかったときのために、このような提案もありました。
『もしも求人で出勤時間を詐称していたら、それは応募者に「ギリギリまで寝たい」などの理由があっても、それに関係なく募集側が問題。だったら幼稚園も同じなのでは？ 保護者に登園時間を制限するのなら、幼稚園側は改定を市区町村に再度申告しないといけないと思う。費用がかかっているんだから当然でしょ。早く寝たいのは甘えとか、そういう話じゃないんだよ』
『時間を守らない園がだらしがない。市役所に相談』
『時間が変更なら、ホームページに載せるとか、市役所に言わなければね。おかしいのは園の方だよ』
相談者さんは子どもの登園時間を重視して幼稚園を選んでいます。同じように登園時間で決めている保護者だっていることでしょう。そう考えると今回の幼稚園側のお願いのしかたは、少しばかり配慮が足りなかったようにも感じられます。そんな気持ちを汲みとり「一度市役所などに相談をしてみては？」というアドバイスもありました。
まずは今回の変更をプラスに考えてみて、それでも受け入れられない場合には、各自治体の相談窓口での相談を視野に入れてもいいのかもしれませんね。もしかしたらそうして意見を聞きながら行動していくうちに、今後自分がどうするのがベストなのかが、少しずつ見えてくることもあると思いますよ。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・ももいろななえ
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