子どもは痛い思いをして産んだほうがかわいい!?デリカシーのない保険外交員さんのひとこと
私は痛みに弱く、妊娠がわかったとき「出産の痛み」が恐怖で仕方ありませんでした。そこで産後にダメージが少ないと言われる無痛分娩を希望。家族や義実家なども賛同してくれ、順調にマタニティ生活を送っていました。そんなある日、加入している医療保険の担当の外交員Aさんから連絡が入りました。
分娩に関して、保険が必要になることもあるかもしれないと思い、分娩方法について知らせました。しかしAさんからは「痛い思いをして産んだほうがかわいい」という返事が……。そんな根拠はないし、それなら痛い思いをしない父親はどうなるんでしょう。
元々フレンドリーな方ではありましたが、まさか保険外交員さんにそんなことを言われるとは思っていなかったので驚きました。いろいろな理由があって納得して無痛分娩を選んでいるのに、自分の価値観を押し付けてくるなんて……とモヤモヤしました。
そして出産のとき。
産後、吸引分娩の費用を医療保険でまかなえるケースもあると耳にして、Aさんに確認の連絡を入れました。事前に分娩方法について知らせておいてよかった! と思いながら電話をかけたのですが……
参考:厚生労働省「赤ちゃんがなかなか出ないときはどうする?」
その後Aさんからは「産後の調子はどう?」「学資保険に入らない?」とメッセージが来ました。こちらの不安にはこたえてくれなかったのに、自分が営業したいときだけグイグイくるなんて。私はAさんの保険のサービスを続けることに不満があったので、保険会社に連絡して「担当の方を変えてください」と伝え、変えていただきました。
人生の岐路で重要になってくる保険。自分や家族の人生に密接に関わる人であるがゆえに、信頼関係が重要だと今回の出来事で気づかされました。
新しい担当の方はとても親身になって話を聞いてくれる方で、質問も必ず調べて答えてくれます。その方で学資保険も契約し、今はまったく不満もなくなったので結果的にはよかったのかもしれません。
文、作画・はなめがね