1人暮らしをしている義父に手料理を送る!?知らぬ間に旦那が約束したみたいだけど、私が作るの?
旦那さんに不満がある投稿者さんから、ママスタコミュニティにある悩みが寄せられました。春先に義母が亡くなったあと、離れたところで1人暮らしをしている義父と投稿者さんの関係は良好で、尊敬しているそうです。
投稿者さんが不在だったある日。酔っぱらった旦那さんが義父とテレビ電話をした際、勝手に「手料理を作って送る約束をした」と告げられたそうです。
『義母が亡くなり、1人で生活することになった義父。旦那が「わが家で調理したものを冷凍して送る」と言ったらしい。旦那に対して、不満をもつのはおかしいことなの?』
旦那さんから「親父(義父)は餃子が好きだから、手作りして送るのどう?」と投げかけられた投稿者さん。相談もなく手料理を送る話になっていたら、投稿者さんが不満を抱くのも理解できます。旦那さんが義父と交わした勝手な約束を果たさなければならないのは、投稿者さんなのでしょうか?
旦那さんが勝手に約束したことだし、何もしなくていい
『いや、不満をもつよ。だったら何から何まで全部やってもらいましょう。旦那さんに送るものを作らせたり、発送させたり……』
『旦那がやるならどうでもいい。私にやらせるつもりなら、文句どころか罵倒する』
『旦那のお小遣いで食材を買って、旦那が作って送るならなんの問題もないよ?』
「勝手に約束したのだから当然、約束した本人(旦那さん)がやるべき」という意見が寄せられました。旦那さんはさらりと「餃子を作って送るのどう?」と言っています。しかし餡を作って皮に包んで……と餃子を手作りするのも結構大変ですよね。さらに冷凍して発送するとなると、ものすごく手間がかかると想像できます。もし何から何まで対応するとしたら、「すべての費用は旦那さんのお小遣いからお願いします」と返したくなりそうです。
暑い時期は食中毒が心配!手料理を送ること自体やめた方がいいのでは?
『暑い時期は食中毒心配だから、送るのは怖いという理由で断る。届いてからの保管がいまいちで腐らせて、食中毒になっても嫌だし。コンビニとかスーパーでいくらでも買えるんだから』
『暑い時期はやめておいた方がいいんじゃないかな。旦那さんのお小遣いで、どこかの店の餃子を送った方がいいと思う』
『素人の料理を冷凍して送るのは、リスクが高すぎるよ。だったら長期休暇に帰って、旦那さんが一緒に作ればいい』
この投稿があったのは、暑い時期に差し掛かる季節。手料理を冷凍して配送業者にお願いするのは、食中毒が心配という意見もありました。冷凍食品は冷凍保管されることを前提に製造されているので、安心しておいしく食べられます。しかし手料理を冷凍したものが、どこまで安全かと言われると難しいですよね。暑い時期は購入した冷凍食品ですら、あっという間に溶けてしまいます。離れて暮らす義父が、送った手料理で食中毒になってしまうことは避けたいところです。
「手作りを送りたい。でも俺は仕事が忙しい」やっぱり丸投げでした!
旦那さんが勝手に交わした約束。しかし旦那さん自身は、やはり作る気がないようです。
『旦那は作る気ないっぽい。私が「私たちも生活があるし、家で作ったのを送るくらいならギフトを送れば?」と言っても、旦那は「手作りを送りたい。でも俺は仕事が忙しくなる」だって。丸投げかよ』
投稿者さんには小学2年生の娘さんがいます。旦那さんが義父とテレビ電話をしたときも、娘さんは一緒にいたそうです。
『娘は旦那から「おじいちゃん、私が作った料理食べたい?」と言うようにいわれたと聞き、さらにビックリ』
なんとテレビ電話をかける前に、旦那さんから娘さんへの仕込みがあったといいます。娘さんまでダシに使われ、呆れる投稿者さん。義父も「孫が自分のために料理を作ってくれる」と楽しみにしているようです。「料理は子どもに任せる」と言っている旦那さん。しかし小学2年生の子どもが1人で料理することはできません。準備や下ごしらえ、料理の補助から後片付けまで、投稿者さんの介入が必要なことに旦那さんが気が付いていないようですね。
投稿者さんはあらためて旦那さんに思いを伝えます。
投稿者:『作るのは無理。ギフトにしよう』
旦那:『親父、子どもが作るの楽しみにしてる』
投稿者:『子どもに言わせたよね。食中毒の可能性だってあるし』
旦那:『ホント、わかってないね』私、わかってないの?
旦那さんから「わかってないね」と言われてしまい、話は平行線のまま終了。投稿者さんと旦那さんのやり取りを読んだママからも、イライラのコメントが寄せられました。
『嫁と子どもつかって、旦那さんが父親にいい格好したいだけでしょ』
『旦那さんが「いい格好しい」でダメだね。投稿者さんが不満もつの当然! 義父もきっと、そこまでして作ってほしいとは思ってないんじゃない?』
『食中毒も心配なのに、子どもの手作りなんて不衛生だわ。その優しさはありがた迷惑というんだよ。わかってないのは旦那さんだわ』
『たとえ喧嘩になったとしても、投稿者さんの意見をしっかり伝えておかないと。親はあっという間にどんどん年老いてしまうから、料理どころか介護で走り回ることになりそう』
旦那さんが義父のことを思って発言したこととはいえ、いわば「自己満足の親孝行」を押し付けられてしまった投稿者さん。あまりにも無計画な約束は早いうちに話し合わないと、投稿者さんが大変な思いをするだけでなく、義父を悲しませてしまうかもしれません。
手作りは義父の家に行ったときのお楽しみにしては?
義父は1人暮らしになってからも、自分で料理を作って生活してきたそう。もし食べることに不自由していないのであれば、今までどおり義父自身で食事の準備をした方がいいという意見もありました。
『足腰が弱っちゃうから散歩がてらスーパーに行ったり、お弁当屋に行ったりした方がいい』
『義父がおいくつか知らないけど、ある程度自分でやらないと認知症になっちゃうよ』
義父が元気なうちは、自分で用意してもらった方が義父自身のためにもなりそうですね。散歩感覚で買い物に行くことで、新たな楽しみができるかもしれません。
あらためて夫婦で話し合いをしたら、旦那も納得してくれたみたい!
すると再度、旦那さんとの話し合った投稿者さんからの報告が寄せられました。
『手料理はやめて、日持ちするギフトや缶詰と、義父は読書が好きので図書カードを送るよう提案しました。手料理は旦那の実家に行ったとき、一緒に作った方が喜ぶと思うこと。相手を傷つける可能性があるから、酔っ払って勝手に約束をしないこと。子どもをダシにしないことも伝えました』
旦那さんは投稿者さんの提案に納得してくれた部分があったようです。手作りの料理も一緒に作れば楽しいイベントになり、娘さんも義父もきっと喜んでくれるでしょう。
旦那さんにも投稿者さんにも、共通して言えることは「1人離れて暮らす義父を喜ばせたい」という気持ち。調子よく約束してしまった旦那さんには「できないことを約束すると、悲しむ人が必ず出てきてしまう」ことも理解してもらいたいですね。良好な夫婦関係を続けるためにも、何事も夫婦での話し合いは不可欠といえるのではないでしょうか。
文・吉岡可奈 編集・藤まゆ花 イラスト・Ponko
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