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【後編】宿題、プリント提出、連絡帳……小1の息子が何もできない!自発的に動けるようになる秘策はある?

小1の息子さんが自発的に宿題やプリント提出などをしないことで、毎日のように声を荒げてしまうとのお悩みを話してくれた投稿者さん。怒鳴り散らす毎日に疲労困憊している様子の投稿者さんに、ママスタコミュニティの先輩ママたちからは、息子さんが自発的に動けるようになるためのいくつかの方法がアドバイスされました。
【後編】宿題、プリント提出、連絡帳……小1の息子が何もできない!自発的に動けるようになる秘策はある?

これぞママたちの秘策!試してみたくなる方法3つ

ママたちから寄せられた方法は大きく分けて3つ。さて、どれから試してみましょうか?

1. とにかくおだててみる

『「これができたらすごいな~、さすがもうすぐ2年生!」「えっ! できたの? じゃあ、次はこれができたらお母さんビックリしちゃうな~」「わぁ! ひとりで全部やれたの? かっこいいわ~」と、褒めてみるのはダメ? うちはこんな感じでホイホイやるけど』

『できたときはすぐに褒めることを繰り返したら、そこそこ身につくよ。まずは習慣にすること。学年があがるにつれてしなくなることもあるかもしれないけれど、習慣になったことはある程度やる』

「何かができたときに、すかさず褒めてみる」というこの方法! 大人だって、成果を出したときすぐに褒められたらうれしいですよね。大好きなお母さんが褒めてくれるならば、きっとお子さんの喜びもひとしお。「もっと褒めてもらおう!」と、すんなりと毎日の習慣がついてしまうかもしれません。ひょっとしたら、いつも以上に頑張ってくれることもあるのではないでしょうか。

2. 「やることリスト」を作る

『「やることリスト」を見えるところに貼るというのはどう?』

『うちは「帰ったらやることチェック表」を作っている。プリントを出すトレイも用意している。入学当時はやることをチェックしながら。しばらくして自分で見ながらやって、できたら褒める……を繰り返して、今では普通にやるようになった。表を見なくなったから、できていないときは「これはやった?」と促すことも多いかな』

必要なタスクを可視化する方法は、大人が仕事をする上でもとても重要なことでしょう。家に帰ったら目に入るところに「やることリスト」を貼っておくことで、帰宅後の流れをすんなりと習慣化できるかもしれませんね。最初はママさんが一緒にチェックすることで、お子さんも安心してリストを扱えるようになるのではないでしょうか。

3. とことん付き合う

『うちはとことん付き合う。最初のころは「お勉強を一緒にやろうよ」と誘って、ダイニングテーブルで終わるまで見ていたよ。やる気がないときは「ママのお膝に座ってする?」と言うと素直に始めてくれたりするものだよ。片付けも、勝負形式で「よーいスタート!」と始めるとのってくれるよ』

これぞ王道中の王道。どの手段も、突き詰めていくとこの方法になるではないでしょうか。「一緒にやろう」と誘って宿題をやってみたり、時には膝の上に座らせて問題を解かせてみたり……ママたちの工夫はとどまるところを知りません。勝負形式にしてみたり、できたらご褒美シールをあげるという方法も子どもたちが喜びそうですね。さまざまなテクニックを駆使して日々お子さんのやる気を出しているママたちには、「お疲れさまです」と頭の下がる思いです。

投稿者さん、頑張れ!温かいエールも

『大丈夫、大丈夫。4年生くらいから急に楽になるよ。うちも3年生までそんな感じだった。心配だから、怒って疲れちゃうよね。大丈夫だからね』

『お疲れさま。子どものことが心配で、先に先に声をかけていたりで疲れるよね。でもまだ1年生だから、学校に楽しく行ってくれるだけでいいんだよ。投稿者さんが頑張りすぎて倒れないでね』

『連絡帳やお手紙、宿題のチェックと音読を聞いて明日の準備。やることがたくさんあるよねー。「子どもも大変だ……」と思って一緒にやっているよ。3年生や4年生にもなってできなければ考えものだけれど、今のうちは一緒にやってあげたらいいと思う。楽しく学校に行けるのがいちばん!』

思いつめた様子の投稿者さんに、ママたちからは温かいエールも投げかけられました。お子さんのことが心配だからこそ怒ってしまって、その結果の自己嫌悪……という気持ちに優しく寄り添うような言葉ばかりですね。「楽しく学校に行ってくれることがいちばん」という言葉に、気持ちが楽になりそうです。

『まだ1年生でしょう? これが高学年、中学生、高校生になると……もっとひどく反抗してくる。だから日帰りで家出するとか、適度に息抜きが必要。気を紛らわせてないとやっていけないよ、育児は』

投稿者さんがポツリと漏らした「家出したい」との言葉に、「たまにはしてもいいんじゃない?」という寛大なアドバイスも。可能なときにはひとりの時間を作って、ゆったりとした時間を過ごすのもいい気分転換になりそうです。

ママたちが日々声を荒げてしまうのは、お子さんのことを大切に思っているからでしょう。しかしあまりに思いつめすぎて、ママさんたちが疲れてしまうのも困りものです。先輩ママたちが教えてくれた3つの方法を上手に駆使しながら、根気強く付き合っていくことが大切なのかもしれません。そしてときには家を出て、気分をスッキリさせてみてくださいね。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・松本うち

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