うちの子のお小遣いは多い?少ない?中学生・高校生のお小遣い事情をご紹介
中学生や高校生になると行動範囲が広がり、友だち同士でお買い物や映画、テーマパークなどへ遊びに行く機会も増えることでしょう。そこで気になるのが、子どもたちのお小遣い事情。中学生や高校生は、ひと月いくらのお小遣いでやりくりしているのでしょうか。ママスタコミュニティのママたちからの情報をもとに、今回は学年別にご紹介します。お子さんのお小遣いの金額について迷ったとき、ぜひ参考にしてみてくださいね。
学年×1000円プラスαが主流?「中学生」
中1
『中1になったので今月から1000円を渡そうかと思っています 』
『月500円でいいって言われた。中学生だけど、その金額は少ないかじゅうぶんなのか……』
中2
『中2なので2000円です』
『毎週月曜日に700円。映画に行くときは映画代だけ渡しています。飲み物や食べ物はお小遣いから。前は月3000円をあげていたんだけど、それだとすぐに使っちゃうから週1にしました。使ってしまっても月曜日になればまた貰えるし、遊ぶ予定があるときは貯めたり前借りしやすいみたいで、うちはこのやり方が合っている』
中3
『月3000円。テストの結果で臨時ボーナスをあげている』
『中3で4500円(小学1年生のころから学年×500円)。学用品や服は別。旅行のお土産代とか、テーマパーク、映画、おまつりなどでも別途であげることはない。お小遣いを貯めるなり、何なりして自分でやりくりさせるのがルール』
『月5000円。洋服や映画やテーマパークなどは別で渡しています』
月1000~3000円という家庭が多かったことから、学年に1000円を掛けた金額を設定しているのかもしれませんね。また毎月のお小遣いのほか、お出かけのときは別途でお小遣いを渡すというご家庭も。中学生のお小遣いは1000円~5000円と金額に差がありましたが、お出かけのときは別途であげているご家庭も多いと考えると、月のトータル金額にあまり差はないのかもしれませんね。
『映画に行ったり遊びに行ったりするときは別で渡す。学校で必要な筆記用具も出すから、お小遣いはほぼ使わないみたい』
なかにはお小遣いはあまり使わないというお子さんも。中学生になったばかりのころは、まだまだ必要なものや出かける機会が少なく、お小遣いの必要性を感じないお子さんもいるのかもしれませんね。金額を話し合う前に、まずはお小遣い自体が必要なのかを話し合ってみてもいいですね。
アルバイトの有無によって金額にバラつきも?「高校生」
高校生になるとお小遣いの金額もグンと上がりそうです。高校生は月にいくらのお小遣いでやりくりしているのか、早速みてみましょう。
高1
『月5000円。洋服、交通費、お昼代は別』
『月5000円かな。でもお菓子を買うくらいにしか使わないみたいだけどね』
高2
『高2になったばかり。月5000円+毎週月曜日に1000円渡しているから、トータルで9000円~1万円かな。遊びに行くときはお昼代と交通費を渡しています』
『月6000円。買い食いとかにしか使わないから、貯まる一方らしい。物欲がないみたいでクリスマスや誕生日に「欲しい物ある?」って聞いても「ない」って言われる』
高3
『月3000円。少ないとは思うけど、これでいいって言うからこの金額です。足りなくなったときは追加で渡しているけど、そういうことは滅多にない』
『月5000円。必要な物も、遊びに行くときも相談の上で親が出すので金額は適当です』
『高3の長男には2万円渡しています。定期代とスマホ代は別 』
今回のトピック内では、高校生のお小遣いは3000~2万円という結果となりました。家庭によって金額に差があるように感じますが、高校生になるとお子さんによってはアルバイトを始めるお子さんもいるでしょう。もしかしたらお小遣いを少なく設定しているご家庭では、アルバイト代は子どもたち自身で管理しているのかもしれませんね。ただ学校によってはアルバイト禁止の高校もあるでしょうから、お友だちとのバランスも重要になってくるでしょう。お金を多く持たせるのも心配、でもお友だちよりも少ないとかわいそうかな……と、親としても気になってしまうかもしれません。なにか良い方法はあるのでしょうか。
毎月のお小遣いはナシ「必要なときに都度あげています」
毎月のお小遣いはあげていないというご家庭も。必要なときに必要な金額を渡すことでお友だちとのバランスも取れるのかもしれませんね。
『映画に行くときは3000円、友だちとご飯のときは1000円。夏休みは1万円を超えたと思う』
『うちは小遣いなし。必要なときにあげている。中2の息子は5000円~1万くらいで、高2の娘には1万~2万円くらいかな』
毎月固定のお小遣いはあげずに、必要に応じてお小遣いをあげているご家庭も少なくないようですね。ただ夏休みなどの長期休暇中は、お出かけの回数が増えるので出費が多くなってしまわぬよう注意も必要かもしれません。
『お小遣いはなしで、遊びに行くときに渡している。でも部屋掃除と勉強をやらなかったら、スマホ没収でお小遣い3000円のみ』
『お小遣いはなしですが、毎回多めに渡すので余れば返金、誤魔化したら罰金』
ママスタコミュニティのママたちのように月の上限金額や使い方のルールを決めてみてもいいかもしれませんね。
お小遣いを使うことで社会勉強に
お小遣いの金額やあげるタイミングは家庭によってさまざまですが、きっと「お小遣いを通して社会勉強をしてほしい」と思う親心は同じなのかもしれません。お小遣いについてこのように語ってくれました。
『完全に自由に使えるお金をどう使うかの練習みたいな感じですかね』
『何かのために“貯めること”も覚えてほしい』
『お小遣いはすべて自分で考えて使わせるようにしている』
かつて好きなものを買ってもらっていた子どもたちも、成長しお金の大事さを知ることで少しずつ使い方が変わってくることでしょう。お小遣いを使うことや計画を立てること、また貯めることでお金の大切さを理解していってほしいですね。
文・荻野実紀子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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