子どもの習いごとの月謝を手渡しする場合、どのタイミングで先生に渡すのが正解?
子どもの習いごとの月謝は銀行口座などからの自動引き落としや、クレジットカード決済などいくつかの方法がありますが、昔ながらの月謝袋を持参して先生に手渡しをするというところも、まだまだ珍しくはないようです。筆者の子どもも、小学生の頃に通っていたそろばん教室や空手教室の月謝が手渡しだったのですが、当時筆者も考えたことがある疑問がママスタコミュニティに寄せられました。
『習いごとの月謝袋を、月はじめのレッスンのときに子どもに渡してくださるのですが、次の週のレッスンに持って行くのが常識でしょうか?』
毎月月謝を支払うことはわかっているので、いつでも払えるように現金を用意していても、一体どのタイミングで先生にお渡しすることが正解なのでしょう。みなさんは考えたことがありますか?
手渡しの月謝、先生に渡すタイミングにマナーがあるの?
『月の中旬や月末近くに持たせたとき、ママ友に「そんなにギリギリに出しているの?」と言われました。その月のうちに月謝を入れて先生にお渡ししたら大丈夫ということを、習いごとに入会するときに伺っていたので、その月のうちならいつでもいいと思っていたのですが、マナーがなっていないのでしょうか? その月のうちでいいと言われていても、普通は翌週や、遅くても翌々週のレッスンまでには持たせるべきでしょうか?』
習い事によっては「暗黙の了解」と言わんばかりのマナーやルールが存在していることもあるのかもしれません。ママ友にマナー違反のように言われてしまった投稿者さんは、知らなかったとはいえ言われたことが気になっているようです。
習いごとの月謝を手渡す場合のマナーとは
習いごとの先生が入会時に、その月のうちであれば月謝はいつでもいいと言われた場合でも、優先すべきはマナーではないかという声が多く寄せられました。そこでママたちの声の中から、習いごとの月謝を手渡す場合のマナーについてみてみましょう。
次の習いごとには月謝を持たせる
『まぁ常識として、すぐ次の週には必ず持たせているよ』
『一般的には次の週に持たせることが常識だろうね』
『その月の月謝なんだよね? 月初めに持たせることがマナーだよ』
ママたちの声で最も多かったのは、その月の月謝は月初めや2週目のレッスンでお渡しすることがマナーではないかという意見でした。
新札を用意する
『手渡しのお月謝は新札で渡している』
『毎月手渡しの月謝だとわかっているのなら、前もって新札を用意しておいて、翌週には渡しているよ』
『あらかじめ新札を封筒に入れて用意しておいて、その場でお月謝袋に入れて渡すようにしているよ』
渡すタイミングはさておき、手渡しで習いごとの月謝を支払う場合は、新札を用意するという声も寄せられました。小銭などが発生する場合は仕方ありませんが、新札を用意することがマナーと考えているママもいるようです。
結婚式などで渡す「ご祝儀」は新札を用意することが望ましいと耳にしますが、習いごとの月謝は毎月のこと。家事や仕事、育児などに追われていると、新札を用意することは一苦労かもしれません。そこはムリをせずに、用意できる場合には用意するということでも問題ないのではないでしょうか。
早く渡すのはマナーの他にも理由がある?
『次の週に渡すようにしている。払うものを払っておかないと落ち着かないから』
『渡すのを忘れそうだから、その場で入れて渡したいぐらいだよ。いつ渡しても金額は一緒だし、早く終わらせたい』
『私は次の週に持たせるけれど、それは私が忘れそうだからで、他の人が違っていても別にマナー違反とは思わないよ』
マナーということよりも、ママたちは払い忘れてしまう不安などから、月謝袋をもらった次のレッスンで月謝をお渡しするように努めているようです。忙しい日々を送っているママならではの意見かもしれません。筆者も同じように、うっかり子どもに持たせるのを忘れて、先生から連絡が来たことがあり、恥ずかしかった記憶があります。
月謝袋を受け取るタイミングにもよる
『できるだけ翌週に払うけれど、子どもが私に月謝袋を出し忘れて、翌週のレッスン日に渡してきたりするとお釣りなしで渡せなかったりするから、そのような場合は翌々週になることもある』
『翌週に払うようにしているけれど、子どもが月謝袋を私に渡し忘れることがあって2カ月分払うこともあったわ』
月謝袋を受け取るタイミングに習いごとを休んでしまったり、お子さんが月謝袋を預かってもママに出すことを忘れたりするなどの理由から、月謝を渡すことが遅れてしまうケースも珍しくはないようです。
『月謝を管理する先生が決まっていて、その先生に渡さないといけないから、先生が不在だと渡せなくてマチマチ。なかなか先生に会えない上に、預かりもしてもらえなかったら翌月のはじめに2カ月分を一度に渡すとかもある』
『月末に渡しています。先生の都合で休みになると月謝が変わることがあるから』
同じ月謝の手渡しでも、状況によっては月初ではない場合や、手渡すタイミングが変動するケースもあるようです。1回いくらと決まってる料金形態の場合は、5週ある月や、病気や用事で休むなどすると支払う金額に変更が起こる可能性もありますので、いくら払うかわかってから用意するのは当然のことですよね。
ルールを守っているのなら大丈夫!でも早めに渡したほうが気持ちが楽
『その月のうちに渡したら大丈夫って言われているなら別にいいんじゃないの?』
『締切日までに間に合えば、問題はないと思う』
ママたちの暗黙のルールからすれば、月謝袋を持ち帰った次のレッスンのときに月謝を先生に手渡すことが正解かもしれません。しかしはっきり言われているルールではないので、決められた締切り日があり、日にちをオーバーしていないのであれば、あまり気にすることはないのかもしれません。
ママたちの声を見ていると、早めに月謝を渡してしまったほうが、気持ちが楽ということもあるかもしれませんね。なるべく早めに渡す準備はしておきながら、そのときの状況によって柔軟に対応できるといいですね。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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