実家と義実家の経済格差。両家から受ける援助額の違いに戸惑うママの声
結婚したら自立して親からの援助を受けないようにしようと思っていても、親の好意・気持ちとして贈られる援助をむげに断ることってなかなかできませんよね。例えば結婚するとき、子どもが生まれたとき。マイホームを建てたときや、子どもたちのお祝いごとのときなど、人生の節目節目にお祝いとして実家からお金を援助してもらっているという話はよく耳にします。今回ママスタコミュニティに投げかけられたお悩みは、そのような実家・義実家から受ける援助のお金についての話でした。
実家と義実家の経済格差が気になる
投稿者さんの悩みは、実家と義実家から受ける援助の金額にかなり差があることでした。
『旦那の実家からはことあるごとに多額の援助をしてくださり感謝しています。一方で私の両親は普通のサラリーマンのため、ごくごく一般的な……それ以下かもなお祝いのみなんです』
どちらかの援助も有難いものです。しかし旦那さんの実家と投稿者さんの実家には経済格差があり、援助してもらえる金額にあまりにも差があるため、旦那さんの実家に申し訳ない気持ちになってしまうのだそうです。経済格差については比べても仕方のないことですが、あまりにも差が歴然だと気にしてしまう気持ちもわかります。
実家と義実家の経済格差はある?
『うちの実家の方が裕福だから旦那は申し訳なかったり恥ずかしく思ってるのかな』
『義両親には本当に経済的にお世話になってる。子どものお祝いのたびに何十万っていただいてる。それに比べて実親といったら恥ずかしいやら情けないやら』
ママスタコミュニティのママたちの声をみると、実家と義実家に経済格差が「ある」と答えた声がいくつもありました。実は筆者も投稿者さんと同じで実家と義実家にかなりの経済格差があります。もしかすると両実家に経済格差があるのはあまり珍しいことではないのかもしれません。
両方の実家を比較しても仕方ない?
『お金の額で親同士を比べるなんて嫌だよ。悲しくなる』
『自分の両親が贈ってくれたものを義実家と比べて「それ以下」って思ってしまうのはちょっとね』
育った環境が違う二人が結婚して夫婦になったわけですから、両家の実家にも違いがあるのは当然ですよね。今回はたまたまお金にまつわる違いに大きな差があった、ただそれだけのことではないでしょうか? 両実家の好意を金額で比較すると考えなくてもいいことまで考えてしまうようになり、素直に好意を受け取れなくなってしまうかもしれません。……とはいっても、気にするなといわれて気にせずにはいられませんよね。
実家・義実家からの援助にまつわるエトセトラ
実家・義実家からの援助は有難いという声もある反面、受け取ってしまうことで起こるモヤモヤした気持ちもあるようです。
『援助してくれるけど態度デカくてムカつくわ』
『子どもに私の親から何もらったか探りいれて聞き出して勝手に嫉妬してる』
『義親が貧乏だと思うけどお祝い金はくれるし家の頭金ももらった。旅行費用とかもだしてくれるんだけど、最近は老後のお金大丈夫? って心配になってる』
『申し訳ないとか、引け目に感じることが嫌だから、義両親からも実両親からもお金の援助は受けてない』
ママたちの声によると、実家・義実家からの「好意」のもと贈られているお祝いや援助のはずが、妬みの種になったり、お金を出す代わりに口も出すというケースに発展することもあるようです。実家・義実家だけに限らず、とかくお金の話というのはトラブルの種になりやすいので、ママたちもお金に関することはかなりデリケートな問題だと捉え、我慢したり聞き流したりなどして対処しているようです。また中には無理して援助してくれているのではないかという不安の声もありました。
申し訳ないと思う分だけ、感謝の気持ちを伝えよう
『依存してるって思われるだろうけど、子ども夫婦や孫にしてあげたいって両家とも思ってくれてのことだから、ありがたく甘えてるよ』
気にするなといわれても気になるお気持ち、本当によく分かります。しかし両実家を比較しないほうがいいのかもしれません。どうせ気になるのであれば、常に感謝の気持ちを忘れず、きちんと言葉などにして両実家に伝えていくようにしてみてはいかがでしょう? 引け目を感じたり申し訳ないと思うのと同じだけ「嬉しいです」「有難うございます」と口に出してみてください。そうすることでママ自身の気持ちも少しは軽くなるかもしれませんよ。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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