りゅうちぇるさん、中尾明慶さんたちが受賞!「イクメン オブ ザ イヤー 2018」授賞式レポート
毎年10月19日は、10(トウサン)19(イクジ)の語呂合わせで日本記念日協会に制定された、「イクメンの日」。8年目を迎える「イクメンの日」を前に、その年最も育児を楽しみ、頑張ったパパ=イクメンを表彰する「イクメン オブ ザ イヤー 2018」の授賞式が10月18日に開催されました。
「イクメン オブ ザ イヤー 2018」は、「イクメン芸能部門」でタレント・りゅうちぇるさん、「芸人部門」は古坂大魔王さん、「イクメン俳優部門」では中尾明慶さん、さらに「一般選出部門」で杉浦太陽さんが2度目の受賞となりました。キャラクター部門では、映画『Mr.インクレディブル』のロバート・パーが受賞しています。
授賞式後には4人の受賞者のトークセッションが行われました。
「イクメン オブ ザ イヤー 2018」受賞者たちが思う“イクメン”とは?
2016年12月に、モデルのぺこさんと結婚、2018年7月に待望の第1子である男の子が誕生したりゅうちぇるさん。
司会者から「みなさんが思う”イクメン“とはなんですか?」という質問を投げかけられると、りゅうちぇるさんは、
「”パパだから”、”ママだから”という考えがそもそもないので、子どもができてからもぺこりん(妻・ぺこさん)に”ママだから”という決めつけで何かを求めたことはないんです。家事や育児はやれるときにやれる人がやるという感じで、お互いに思いやりを持てる人がイクメンなんじゃないかなと思います」
と答えていました。
お子さんが5歳になったばかりだという俳優の中尾明慶さん。
「先日、息子が保育園でお友だちとケンカをしたんです。成長に合わせて起こるトラブルや悩みについて、父親としてどう接するか考えるタイミングがきたなと感じました。そのときは男2人で話をしました。男の子だから『負けたくない』という気持ちもわかる。お互いの考えをきちんと語り合い、真正面から向き合える関係でいたいと思います」
と、お子さんの成長に合わせて変わっていく育児の悩みを語っていました。
「イクメン オブ ザ イヤー 2018」受賞者たちがイクメンを発揮している瞬間
続いては各受賞者が「自身がイクメンを発揮していると思うシーン」の画像をパネルにして発表するというコーナーです。
タレントの安枝瞳さんと結婚し、2018年6月17日(父の日)にパパになった古坂大魔王さん。パネルには古坂大魔王さんの胸の上で眠る娘さんの様子が映し出されました。
「娘に、抱っこをしていないとダメな時期がありまして。ママばかりが抱っこしていると大変なので、交代して僕が抱っこをしているシーンです。なぜかこの姿勢で抱っこをすると、安心してこのままずっと寝てくれるので、僕は寝てしまわないように起きてずっと支えているんです」
と、娘さんのかわいさにデレデレの様子。また、
「生まれて2日後にギャン泣きをしたときに、『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』を聴かせたら泣きやんだんです」
と、会場の笑いを誘っていました。
タレントの辻希美さんを妻にもち、2007年に長女、2010年に長男、2013年に次男が誕生、そして2018年の年末には、第4子となる男児の出産が控えている杉浦太陽さん。
3人のお子さんを同時に抱っこしている写真を見せながら、
「子どもたちとは同時に触れあいたいんです。この写真のときは3人全員を抱っこしていますが、長女はもう抱っこさせてくれないです」
と、娘さんの成長を少しさみしく感じるパパの姿を見せていました。
「子どもの数だけ育児、家事は増えていきます。それを手が空いている人が担当する。でも一番大事なのは、妻の機嫌なんですよね、だから妻をケアすることを第一に考え、その次に子どもたちのことを考え動くのがいいと思います」
とも仰っていました。
「イクメン オブ ザ イヤー 2012」の「芸能部門」を受賞し、今回が2回目の受賞となる杉浦さんは、近年の保育士不足を解決する一助となるため、「保育士応援大使」の任命も受けていました。
男性保育士の割合は全体の4%ほどなのだとか。杉浦さんは今後、男性保育士を増やすために1年間、保育応援大使として活動されるそうです。
受賞したパパたちそれぞれのお話を聞いていると「イクメン オブ ザ イヤー」を受賞するのも納得! 皆様、おめでとうございます。これからも良きパパ、良き旦那様として、ますますのご活躍を期待しています。
文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ 撮影・chiai