2018/10/04

妻子を置いて、旦那が友人と旅行。いつまで独身気分が抜けないの？

pixta_22856934_M

夫が、子育てで自由時間もない私を置いて、友達と優雅に3泊4日の旅行に行こうとしている……。こんな切実なお悩みがママスタコミュニティに寄せられました。「恋人同士」であれば互いの時間は互いのモノだし、どうぞどうぞ行ってらっしゃーい！　となるのですが、夫婦……しかも子どもを授かり「親」となれば、なかなかそうはいきません。

断固反対？　それとも行かせちゃう？　あなたなら、どうしますか？

「子どものもの」をケチる旦那。なのに自分は旅行ってどういうこと？

投稿者のママは生後8ヶ月の赤ちゃんを育てる専業主婦です。赤ちゃんの後追いも激しく、食事もトイレもゆっくりできない毎日を送っているのだそう。そんな中で、旦那さんに「友達と3泊4日の旅行に行ってくる」と言われてしまいます。

『この旅行は大学の友人とで、毎年この時期恒例の旅行なんですが、どうもイライラというかモヤモヤします。赤ちゃんが産まれた年くらい遠慮してくれないのか？　とか、3泊はやり過ぎ……とか』

旦那さんと話し合ってみましたが、「普段そんなに飲みに行くわけじゃないし、これいくらいいいでしょ？」と平行線です。日ごろから子どもの「遊び相手」にはなってくれるけれど「世話」はしないという旦那さん。「普段我慢してるんだし、たまにはいいじゃん」な感じなのでしょうか。まずは「赤ちゃんのお世話」をしてから語ろうか……と言ってやりたいですが、とりあえずそれは置いておいて。

『友達の付き合いも大事ですけど、赤ちゃんが産まれた年くらい……と思うのは心狭いのでしょうか……。せめて1泊ですよね……』

1泊ならばなんとか許せるけれど、3泊もする必要ある……？　とモヤモヤした気持ちが晴れない投稿者のママ。しかも普段の家計は旦那さんが管理しており、投稿者のママが食費や日用品以外のものを買う時には旦那さんの許可が必要なのだそう。

『働いて稼いでたら自由にできて、妻にはギリギリの生活費渡して、自分は友達と旅行。良いご身分だねって言ってやりたい』

でも旅行は「決定事項」です。言ってやりたいことは山ほどあるはずなのに、なかなか言えない投稿者のママ。なんて我慢強いのでしょうか。

ありえない！「自覚」が足りないのでは？

『家族作ったばかりで友人と何泊もありえないし……。1泊でも渋々だわ』

『家庭を持ったって言う自覚が低いんだろうね。母親は自由に動けないし、子ども置いて1泊どころか、数時間家を開けることすら難しいのにね。あり得ないわ』

『無いな。一緒に行く友達は独身だろうけど、そのペースに既婚者で子持ちが合わせちゃダメだと思うわ』

『そんな旦那ありえないなー。いつまで独身気分でいる気かね。子ども生まれたら普通は行かないよ』

ママスタコミュニティでは、他のママたちが「ありえない」と一蹴します。まだまだ子どもの手がかかる時期に、妻子を置いて自分だけ旅行に行くなんて言語道断です！　子どもと数時間離れることすら難しいママに対し、3泊も平気で家を空けられる旦那さん……。この独身気分が抜けない感じにモヤモヤしますね。

とりあえず行かせる！でも……

一方で「決まってしまった」のであれば、行かせるというママもいましたよ！　ただし、条件付きで……

『快くオーケーする。そして、じゃあその次の週末は私が旅行に行くから子どものことよろしくね！　と明るく言ってみる。文句言うなら怒る』

目には目を歯には歯を……って、別に争いたいわけじゃありません。けれど旦那さんだけ行けて、ママが行けないなんてことは……ないはず……ですよね？　だって2人の子どもですから。

『決まったことなら行ってきて良いけど、その代わりに休みの日はオムツ替え、お風呂くらい入れてって言えば？　私だって本当は遊びたいんだし休む時間が欲しいって。やらないといつまで経ってもできないよ』

いつまでも父親としても自覚が芽生えてこないようなら、しっかり教え込まなくてはいけません。オムツ替えやお風呂は「やらない」と、いつまでもできないままで、手助けが必要な時期が終わってしまいますから……。

『私だったら交換条件出すね。旦那さんが家計握ってるぽいけど、旅行と同じくらいの金額を子どもに使わせてもらう。これから服も買い替えたりするだろう』

同じだけの金額を貰って、思う存分散財すればモヤモヤも少しは晴れるかも？

『えー！　うらやましい！　どっかいってほしい。4日もいないなんてパラダイスじゃん。友達とも気兼ねなく遊べるし。夜のご飯会も家でできるじゃん』

あ……そういう方もいらっしゃいますね（笑）。

独身気分が抜けずに自由気ままな旦那さん。ママたちはどう乗り切った？

しかし父親としての自覚がなかなか芽生えない旦那……という話はよく聞きます。実際に、幼い子どもとママを置いて平気で旅行に行ってしまうという旦那さんに、ママたちはどういう思いで過ごしてきたのでしょう。

『今はぐっと堪えて、今に見てろ覚えてろよ……って精神で私はやってやった』

『私にもありました！　そんな時期……。ただ、私には私の人生があると思って、夫がいない時間を楽しむようにしましたよ』

『女友達と長電話とか、冷凍食品食べたり、カップラーメン食べたり。夫がいるとできないことして。自分のために作るご飯も、楽しかった』

『気持ちはわかる。すごくわかる。でも結婚15年目こども3人の私からすると、「それ位……」と思ってしまうかな。旦那は一生家族の為に働かないといけないけど、女はこどもが大きくなればいくらでも遊べるよ！　こどもが小さい頃は「私ばっかり大変」と思ってたけど、今は「旦那ばっかり大変で可哀想だな」って思うから』

乳幼児期は、どうしてもママがメインになりがちな育児も、子どもが成長すればするほど手が離れて楽になります。そのときになったら思いっきり遊んでやろう！　旦那よ、文句言うなよ……という気持ちを糧に必死に耐えていたのだそう。お腹の底で旦那への怒りを溜め続ける妻……。やはり女性は強いですね……。

旦那さんがいない時間だからこそ、思いっきり伸ばせる羽もあるはずです。家事をしないでぐうたら子どもと過ごしたり、友達を招いてゆっくり語り合ったり、自分のための時間を楽しむように切り替えると妻子を置いて旅行に行く旦那さんに納得できない気分も少しは晴れるかな？