なぜそこまで嫌い!?初めての食べ物を警戒する子どもへの心構えとは #産後カルタ
赤ちゃんは産まれてすぐ母乳やミルクだけで栄養を摂りますね。成長するにしたがって離乳食に進み、2歳になるまでには離乳食も完了するでしょう。ただ、中には食べ物の見た目だけで食べることを拒否する子どももいるようです。筆者の4歳になる息子は離乳食のとき、白いご飯と湯豆腐、海苔の「モノトーン御膳」しか口にしませんでした。「野菜! 食べて!」と何度も息子に祈った記憶があります。息子の場合は成長するにしたがって野菜も肉も食べてくれるようになりましたが、今でも初めて見る食べものはやはり警戒する姿勢を崩していません。
初めての食べ物を警戒する子どもたちに悩むママから悩みが寄せられていました。
『2歳8か月の子どもなんですが、食わず嫌いが多すぎて困っています。食べる物といえば、御飯、パン、そぼろ(ハンバーグはダメ)、卵焼き、唐揚げの衣と肉少し、ポテト、味噌汁、チャーハンなどです。ほとんどの肉、魚、豆腐、納豆、ほとんどの野菜は食べません……。一口食べて味が嫌というなら百歩ゆずってわかるのですが、一口も食べずに嫌というので腹も立ちます。どうしていいかわかりません……』
初めての食べ物には口を開けない、決まったものしか食べない子どもたち
『うちもそうです。2歳9か月の男の子ですが食わず嫌いで初めて見る物は決まって食べません』
確かに初めて見る食べ物は警戒しがちかもしれません。しかしママやパパ、家族が「食べて」と食卓に乗せている食べ物ですから、安心して食べてほしいですよね。
『うちも決まった物しか食べなかった。お味噌汁も卵もハンバーグやお好み焼き、炒め物など全く食べなくていろんな人に相談してアドバイスもらっていろいろ試したけどダメで……。一度食べてくれても次からまた食べてくれなかったりもする。おやつあげなくてもお腹すかせても嫌な物は口も開かず断固拒否』
決まったものしか食べない、というコメントを聞き、かつての筆者の息子を思い出します。決まったものしか食べてくれない、となるとママは栄養の偏りなどが気になってしまいますよね。一度食べても次回はダメ、ということはお気に召さなかったのでしょうか。お腹が空いても断固拒否するとは、筋金入りです。
環境が変われば子どもも変わるかも?幼稚園や保育園に通いだしてからの子どもたちも
『うちは離乳食の頃からほとんど食べなくて、しかも偏食。園に通いだしてやっと食べるようになってきました。今は年中なんですが、いまだに家では偏食気味です』
『春から保育園に行くようになって変わりました。最初は全然食べなくて保育士さんもお手上げだったのが、今ではほぼ食べられるようになってきました』
大きくなって幼稚園や保育園に通い始めたら、先生方の指導のおかげで少しずつ食べるようになった、という子どももいるようです。子どもなりに考えて「食べよう」と努力しているのですね。家ではまだ偏食気味だという子どももいるようですが、それでも園では食べる、とのこと。園で頑張った分、家で息抜きしているのかもしれませんね。
いつかは食べてくれるかも!?ママは見守る姿勢でいて
『保健師さんに「食事の時間=楽しい時間。これを第一に考えてあげてください」と言われたよ』
子どもがあまり食事を食べてくれなかったり、偏食が多かったりするとママは子どもの体調が心配になりますね。筆者の息子のお友達にも何人か、固形のものは炭水化物しか食べない、野菜はジュースから、という子どもがいます。そのお友達が不健康なのかというとそうではなく、むしろ風邪を引いたこともないくらい。早朝から暗くなるまで公園で遊ぶほどのタフな子どもだそうです。
大人だって食わず嫌いや好き嫌いがある人は少なくないはず。ママ自身が子どものころどうしても食べられなかったものといえば……?
『小さいころはナスが食わず嫌い、今はナス好き。一本漬け最高』
『アスパラ。この前初めて食べたらおいしかった』
『あとマグロ。20年間食べたことなかったけど、妊娠してなぜか食べたくなって食べたらおいしかった!』
ナスを食べられなくてもアスパラを食べられなくてもマグロのお刺身を食べられなくても、立派な大人に成長されているママたち。「ウチの子どもの口にはまだ合わないのかも」と考えて「いつこのおいしさに気づくのかな?」と成長を楽しみに待ってみてはいかがでしょうか? 一緒にお酒の味を堪能できる瞬間を楽しみにすることとそれほど違いはないはず。「大人の味だったね。食べたくなったらいつでも食べていいよ」とひと言声をかけてあげて、食事の時間を家族で楽しく過ごしてくださいね。
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- 二歳八ヶ月かなりの食わず嫌い。
- 皆さんの食わず嫌いだった物は?