泣き出す娘に限界だった時、助産師さんがかけてくれた言葉 #あの人に今ありがとう
出産直後のママは様々なハードルが待ち構えています。例えば出産の疲労が回復していないのにもかかわらず、赤ちゃんが泣き止まないので、ゆっくり夜も眠れない、なんてこともあるでしょう。
今回ご紹介するのは、そんな出産直後の夜泣きに途方に暮れていたママのお話。彼女は助産師さんから励ましてもらったおかげで、気持ちが前向きになったそうです。
あなたは誰かに、心の支えとなるような言葉をかけてもらった経験がありますか?
子どもが可愛くない訳じゃない。でも、どうしても余裕がなくなったのよね。
『初産で入院した時のことです。
まる2日かけて産んだ後、すぐに母子同室だったのですが、我が娘は夜になると泣き出してしまいなかなか寝てくれません。
しかも大部屋だったため、夜中泣かせてしまうのは同室のママさんたちにも申し訳ないと思い、部屋を出て廊下を眠い目を擦りながら娘を連れて歩いていました。
そんな日が続いたある日、私も限界が来てソファーに座って途方に暮れていた時、ある夜勤担当の助産師さんが声をかけてくれました』
『「大丈夫? 私も子育てしてた時。泣き声を聞きたくなくて5分だけ耳を塞いで気持ちを落ち着かせていたことがあったりしたの。
けど子どもが可愛くない訳じゃなくて、とっても可愛くて仕方がないんだけどどうしても余裕がなくなったのよね。
今夜は少しナースステーションでお子さんを預かるから、少しよく休みなさい」
私の気持ちをくみ取ってそっと手を差し伸べてくださったことで、頑張りすぎていっぱいいっぱいになってしまった自分に気づきました。
あの日助産師さんのまえで大泣きしてしまったけど、今は育児を楽しめています。
「あの日はどうもありがとうございました」といつかお礼が言いたいです。(30代後半 女性、加筆・修正の上掲載)』
貴重な体験談をお寄せいただき、ありがとうございました。
文・編集部
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