2018/09/26

仕事を始めたいけど不安……。ブランクが長くても働き始めるには？ #ママの働き方を考える

ママになり、育児に専念するために仕事を辞めたけれど、子どもが成長にするにつれてまた働きたいと考える方もいますよね。しかし専業主婦の期間が長ければ長いほど、仕事を始めることに大きな不安を感じるもの。ブランクが長くても仕事に就けるの？　どんな仕事なら始めやすい？　面接でのコツは？　などなど、ブランクの長いママたちが仕事を再開する時のリアルな声をご紹介します。

ブランク約10年でも仕事を始めることができました

専業主婦期間が長いと、仕事復帰に不安を抱えている方も多いことでしょう。でもブランクが10年近い方でも、仕事を始めている方はたくさんいらっしゃいました。始めはどなたもすごく不安。中には企業に電話するだけでも手が震えるほど緊張したという方も。しかし、その一歩を踏み出したことで、新たな環境に身を置くことができたのですね。

『怖かったよ。面接の電話だけでもすごく緊張してたし！　でも大丈夫。
専業主婦歴9年でたいした職歴なかった私がなんとかやってるから』

『事務の仕事だけど、9年ぶりだった。事務の仕事もはじめて。
私以外はみんな男性だったし、時間も9-14時で幼稚園の間だけだったから意外と慣れたら大丈夫だったよ。主婦だからこそ気付くこともあって褒められたし』

『専業10年やってパート始めたよ。不安しかなかったけど何とかやってる。
ブランクあったけど採用されたよ』

『わたしも下の子が年少になってすぐ働き始めました。すごく緊張して、耳も遠くなってるのか聞く能力が低下したのかってくらい人の話を聞くのがうまくできませんでした。そんなわたしも働き始めて1年半です』

『私も10年あいて、仕事始めたよ。もー面接から緊張しまくり（笑）。
3社目で採用されて、今年で5年目。なせばなる、だよ』

『専業歴12年。最初はかなり怖かった。体力もなくなっていたから、ちゃんと家事や子育てができるか不安だったし。

でも半年後には契約社員になって、フルで働くようになったよ。
本当にぐーたらでダメな人間だけど、そんな私ですら適当にやれているから、大丈夫だよ』

『専業歴13年。末っ子が年少さんで幼稚園入園したから働きだしたよ。
職種によるだろうけど、私は雇ってもらえた』

『私も専業主婦だったけとど離婚を切っかけに看護学校に行って看護師になったよ。何でもやればできるものさ』

10年以上働いていない場合でも働き始めている方はもちろんのこと、中には、ブランク後に看護師などの資格を取り、働き始めている方も。その行動力には脱帽です。

ブランクがあっても働きやすいのは？

ブランクが長くても、働きやすいのはどのような職場なのでしょうか？　楽しく働いているという声が集中したのは、「主婦がすでに多く働いているところ」や「新規オープンの店舗」などがありました。また派遣会社の中には、登録スタッフがスキルアップのために受けられる研修を用意している会社もあります。ブランクが長くて不安な場合は、そのようなサービスを使うのも手ですね。

『私の周りは、新規オープンのパートで始める人多い。
みんな初めてだから気持ちも楽みたいよ』

『慣れるまでは大変だけど、主婦が多いところで働けば、周りもみんな同じ経験してるから分かってくれるし心強いよ』

『私も12年専業主婦でしたが、パートから始めました。新規オープンのお店で皆初めての人ばかり。スタートが同じだからとても気が楽でした。今でも楽しく働いてます』

『派遣登録してみたらどうだろう？　私はコールセンターで時給1600円スタートでしたよ。3年経ったら直雇用のお誘いもあり、今はボーナスも貰えて安定してます』

『派遣会社によってはパソコンのスキルアップ研修をやってるところもあるから、派遣会社の名前で検索してみるといいかも』

面接の際に気をつけたい「受かりやすいコツ」とは？

採用面接はただでさえ緊張するもの。ブランクが長ければさらに不安は増しますよね。未経験の場合や、育児中ということなど自分自身のことを偽りなく話した上で、熱意や意見をハキハキと話すことがコツのようです。子どもが幼い場合は、預け先や勤務時間などについても前向きな態度が採用につながるようですね。

『私は何の資格がなくても昼間のデスクワークで働いてます。面接のときに「何の資格もありませんが、興味あるお仕事なのでやらせていただきたいんです！」と言いました。
熱意を買われたようです。参考までに』

『私も10年ブランクでした。子どもが小学生になったので、今はパート週5日で3年目です。大変なときもあるけど、雰囲気のいい職場です。コミュニケーションは私も不安だったけど、頑張ってハキハキ話せばOKです。専門職でなければ、ブランクは気にしなくて大丈夫。それより子どもが病気のときに預け先があるか、勤務時間や曜日に制限が多すぎないか、で採用を決めているようです』