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子どもも夢中!自分だけのスペシャルノートを作れるお店「カキモリ」

てがみ

先日家族と友人家族とで、今オシャレなエリアと言われている、東京は台東区の東部「蔵前」で遊ぼうという話になりました。

蔵前は、浅草から歩いてでも行ける下町で、都営大江戸線と浅草線が走っています。東京大空襲の戦火をくぐりぬけたというレトロな建物や、昭和の雰囲気も多く残る街に、空き家となっている、古い家屋をリフォームしたコーヒーショップや、お茶やさん、雑貨屋さんなどが最近増えているようで、その新旧とけあう感じが「オシャレ」と言われるゆえんでしょうか。

その日友人に教えてもらって立ち寄ったのが、「カキモリ」という文房具屋さんです。自分のオリジナルノートを作れることで有名なのだそうですよ。

「カキモリ」どんなノート作りをするの?

まず店内に、限られた人数(およそ5人〜7人)ずつ案内され、ゆったりと「表紙」「中の紙」「リング」などのパーツを選びます。表紙の素材は色、柄、素材の違う60種類以上のサンプルから選ぶことができます。中の紙も万年筆に適した素材から、鉛筆で書きやすい素材、ドットや罫線、方眼が印字されているものまでさまざまありました。リングの色は5色あり、ノートを閉じる「留め具」も選べます。

そして選んだ素材を持って、ノート加工の係の方に「横」「縦」「穴あけの数」など細かい指定を確認して清算します。ノートの大きさで値段はまちまちですが、表紙+中紙+製本200円(+留め具代)=800円から。

できあがるまでの時間は込み具合によって異なるそうですが、今回は一時間ほどでした。

できあがったノートに、何を書く?

大人は4人、我が子は小学三年生の女の子、友人の子は小学三年生の男の子と幼稚園年長さんの女の子。子どもには贅沢すぎると思われる値段のノートですが、大人たちだけでなく、子どもたちにもあえて作らせました。それぞれ2000円程度でした。

「これは普通の自由帳と違うからね! ずっと取っておく大切なノートだよ」と言ったら、小学三年生の娘は「夢ノートにする」といって、「これから叶えたい夢を書き出し、叶ったら消していく」と言いました。

小学三年生の男の子は、いきなり「写生」を始めました。

そして、年長さんの女の子は……「わたしは、わたしの心を書く!」ですって。
5歳のこころ! 読みたい! 圧倒される大人たちでした。

贅沢だけど特別なノート、子どもたちの心に残る想い出になったかな? と思っています。

<参考>「カキモリ」 http://www.kakimori.com/index.html

【おまけ】できあがるまでの時間は……

ノートができるまで、すぐ近くの「ダンデライオンチョコレート」という、おしゃれなコーヒーとチョコレートのカフェに入りました。チョコレートを作る工程を間近で見れる、面白いお店ですよ。

そのカフェの道をはさんだ反対側には子どもが遊べる公園があり、ファミリーでおでかけしても、時間をつぶすのに困らないと思います。私たちは、子供たちを公園で遊ばせ、カフェ店内の窓から時々、遊んでいる姿をチェックしながら30分ほど美味しいコーヒーをいただきました。もっと小さなお子さんでしたら、コーヒーやチョコレートをテイクアウトして、家族全員で公園に行くのもいいかもしれません。

文・yuki

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