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<産んでもないのに産後うつ?>「男性の産後うつ」という名称に異議あり!他に良い言葉があるのでは?

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育児に積極的に協力するパパを「イクメン」と称し、持ち上げていたような時期もありました。しかし、今やパパが育児するのは当然の時代。世の価値観は変化しています。そんななかで見聞きするようになったのが、「男性の産後うつ」なる言葉です。

産んでもいないのに、おかしな言葉?違和感を抱いたママが続々

『最近メディアを通して「男の産後うつ」について知りました。赤ちゃんがいる生活は男性だって大変だろうし、うつになるほど育児に責任感を抱いた結果なのだろうなとは思います。でも、なんだかモヤモヤします。少なくとも“産後”じゃないですよね?』

パパの大変さは想像できる。一方で「産んでもいないのに“産後”って、どういうこと?」と、モヤモヤする投稿者さん。「我ながら器が小さいとは思いますが、みなさんはどう思われますか?」と、ママたちに問いかけました。

『その話題、鼻で笑ってしまった。女は物理的な変化も大きいからうつになるのはわかるけど、男は何の変化もないじゃん。ただ赤ちゃんを見ているだけ、しかも妻の補助として』

どうやら似たような話題を見聞きしたママたちも多かったようで、「テレビで観たけど、出産経験のない娘も『男が“産後”はおかしい』と言っていた」といった声も届きました。

『産んでいないし、育児もしていない。ただの育休うつ。育休中だから飲みに行けないうつ、ジムに行けないうつ、ゲームができないうつ、趣味をガマンしなくちゃいけないうつ』

皮肉なコメントも届きましたが、この方のダンナさんは「名ばかり育休」取得者だったのかもしれません。逆にこのようなパパは、産後うつとは無縁そうです。

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環境や生活リズムの変化と、育児疲れ。パパだって心が弱る

では、どんなパパがうつ状態になりやすいのでしょう。

『実例を知らないから何ともいえないけど、育休を取って慣れないワンオペでうつとか? 帰宅すると家事育児はすべてパパに任されてるとか、子どもに病気があって悩みすぎているとか』

身近にうつを経験したパパがいないと想像の域を出ませんが、やはり真面目で頑張りすぎるパパほど追い詰められる傾向はありそうです。

『環境変化によるストレスから発症しやすいらしいから、赤ちゃんがやってきた変化がそれに当たるのだろうね。父親になる自覚や覚悟が足りなかったのかもしれないけど』

環境変化が原因と考えるママたちも目立ちました。生活のリズムがガラリと変わり、夜泣きやミルクの授乳への対応で寝不足になるパパもいるでしょう。もっとも「父親なんて夜泣きしてても絶対起きない」というコメントのほうが、ママたちの共感を集めるかもしれませんが。

『ある男性タレントが「新生児の育児や産後の変化で壊れていく妻を見ているのが辛くて、男の産後うつになる」と言っていた。役立たずのお荷物だわ』

大変そうな妻を見ていることが辛いから、うつになる。共感性が高すぎるのか、はたまた妻が育児に集中しているため孤独を感じるのか。「生まれたばかりの子どもの世話でいっぱいいっぱいの時期に、そんなこと言われても。勘弁してほしい」という声が、すべての妻の気持ちを代弁していそうです。

『妻が「体調が悪い」と言うと「俺のほうが!」張り合うバカな男が、「産後うつ」とか言い出すんだよ』

こんな推測までありました。たしかに「俺のほうが大変!」と被せてくる夫の話は、ママスタコミュニティでもよく目にしますが……。

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うつの可能性はありそうだけど、ママの産後とは違う気がする…

育児の疲れ、生活が一変したことへのストレス、睡眠不足、ともすると孤独感。パパがうつになってしまう原因はあるのでしょうが、本物の産後、つまり出産したばかりのママの大変さとは比べられたくない。そう憤るママが圧倒的多数でした。

『いっちゃなんだけどうつになるほど地獄的な体調不良も、授乳の苦労や股の痛みもないよね。「よく眠れないから」とか、仕事と育児の両立が理由ならイラッとしそう』

『ジェットコースターみたいなホルモンバランスの乱高下もなく、「交通事故レベル」といわれる身体のダメージがある状態で小さい命のお世話をしなきゃいけないわけでもないのに』

産後なかなか体力が回復しない。女性ホルモンの急激な低下により、心が落ち込む。パパにはないさらなる事情があるママたちからすれば、「男性の産後うつ」が納得できない言葉であることはわかります。「産んでもいない男性と同じ枠に入れられたくない」「ただの甘えにしか思えない」「妊娠中のつらさや、陣痛・出産の痛みや苦しみも知らないくせに、“産後”の仲間入りしようだなんて。図々しい」といった厳しい声が並びました。

違和感のもとは出産の有無。「育児うつ」でどうでしょう?

とはいえこうしたコメントを寄せたママたちも、うつになるほど育児を頑張っているパパがいるのは理解しています。要は男性の“産後うつ”という呼び名に違和感があるのです。

『産後とはまさしく「産んだ後」のことだから、この世に「産後の男」はいない』

“産後”はやめてほしいと考えるママたちが多数。となれば「ただの“うつ症状”」「男性なら育児ノイローゼでは」「赤ちゃんの世話をしてうつになったのなら、“世話うつ”とか」といった名称の代案も集まりました。

『産んでいないのに“産”はない。“育児うつ”ならわかる。真面目に育児してうつになったのはお気の毒なので、正しい表現にしてあげてほしい』

複数のママたちが提案したのが“育児うつ”。たしかにそれならママだけでなく、パパにも違和感なく当てはまります。

『人それぞれ心のキャパがあるからオーバーしてしまうのは仕方がない。でも「男性も産後うつで大変」と強調されるのは、常にやさしくて成績優秀な人を差し置いて、不良がたまにいいことをして褒められているような理不尽さを感じてしまう』

赤ちゃんがいるママとパパのどちらが大変か。もちろん家庭によって違うでしょうが、やはりママが育児のメインを担う場合が多いでしょう。それに加えて赤ちゃんの誕生による、ホルモンも含めた身体の大きな変化があるのはママだけです。これからは“育児うつ”など実態に合った表現が、もっと浸透していくといいですね。

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文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・善哉あん

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参考トピ (by ママスタコミュニティ)
男の産後うつ?