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<ママ友が無視>久しぶりに会って挨拶したら、スルー。トラブルは起きていないはずだけど…なぜ?

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久しぶりに懐かしい顔を見かけたとき、私たちはつい「あ、久しぶり!」と笑顔で歩み寄りたくなるものです。ところがそれが嬉しい再会にならないこともあるようで……

『昔のママ友から無視されています』

子どもの幼稚園時代、グループで遊んだり雑談したりしたママ友がいました。小学校に進学してからは疎遠になっていましたが、高学年になり久々に子ども同士が同じクラスになったのだそう。そこで投稿者さんが再会の挨拶をしようとしたらスルーされ、その後もまるで存在しないかのような態度をとられているようです。子ども同士は異性でトラブルもなく、相手のママ友はほかの幼稚園時代のママ友たちとは普通に話している様子。深く付き合っていたわけではないのに、なぜ急に無視されるのか意味がわからず、困惑していると話してくれました。

ママ友は付き合う人を選んだ?

子どもの幼稚園時代にはトラブルもなく、むしろ良好な関係だったはずです。それなのになぜママ友はこれほどまでに冷淡になれるのでしょうか。ママたちからは、ママ友界に根強く残る損得勘定というシビアな現実を指摘する声が相次ぎました。

『異性の子どもだから眼中にないのでしょう。もう高学年で子ども同士の関わりもないし、話してもメリットがないんじゃない? 損得勘定が強い人っているもんね』

『私も挨拶はしてたけど、スルーされるようになった。その人が仲よくしてるのは中学受験するママたちだと後でわかったよ。仲よくする必要はないと判断されたのかな』

『器用に立ち回れないのかもしれない。もしくは、しばらく付き合いがなくて、子ども同士が異性で、さらに今後も付き合いがないなら残念ながら優先度が低いのかも。だからってスルーするのは性格悪い』

『そういう人ってメリットありだと思う人には、すごく感じよく接するんだよね。幼稚園のときはすごく感じよくて好印象だったなら、余計にギャップがね』

ママ友という関係は、基本的にはあくまで子どもという共通項があってこそ成立するものです。子どもが異性で遊ぶ機会がなくなれば、その親との関係も終了とみなす。そんな極端な割り切りをもつ人も一定数存在します。特に中学受験が絡んでくる高学年ともなれば、「誰とつながっておくのが有利か」という情報戦のような側面も出てくるのかもしれません。ママたちにとっては過去の思い出よりも「今のメリット」が優先されるのでしょう。「大人のマナー」として期待する挨拶さえ、彼女たちの冷徹な選別フィルターにかけられているのかもしれませんね。

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実は悪意はなくて……

一方で、掲示板にはもうひとつの切実な(?)推測も寄せられました。それは「悪意をもって無視しているのではなく、本気で誰だか思い出せていない」という可能性です。ママたちの日常はあまりに多忙です。数年という月日は、薄い記憶を塗り替えるには十分な時間なのかもしれません。特に「◯◯ちゃんのママ」として認識していた場合、単体での顔の記憶は驚くほど曖昧になることもあるでしょう。

『完全に忘れられてるとか……? 私も親しそうに笑顔で手を振られたことあるけど、まったく誰かわからないときがあったよ……』

『うちの夫もそう。幼稚園が一緒だったパパさんが挨拶してるのに無視。「もう顔を覚えてない」って』

『目が悪いとか顔を覚えてないっていうパターンもある』

『交友関係の広い明るい人は、たいして関わりのなかった保護者の顔なんて何年もいちいち覚えてない』

『私はこれあるわ。幼稚園のときって子どもとセットで認識してるから、ママがひとりでいても顔をあんまり覚えてない』

「私はこんなに覚えているのに、相手が忘れているなんて失礼だ」と感じるかもしれません。しかし人によって記憶の優先順位はバラバラです。特に交友関係が広く、常に新しい情報をアップデートしているタイプの人にとっては、数年前の「たまに雑談する程度の人」はすでに記憶から削除されている可能性もあるでしょう。また視力の問題や、そのときの体調、相手の髪型の変化など、単純な「気づかなかった」理由も決してゼロではありません。もしそうであれば「嫌われたのかも」「マナーがなっていない」という投稿者さんの悩みは、単なる取り越し苦労ということになりそうです。

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期待を捨てると楽になるかも

結局のところ相手が損得勘定で無視しているのか、忘れているだけなのか、真相を確かめる術はありません。しかしどちらにせよ共通しているのは、これ以上その相手に大人の対応を期待しても、自分の心がすり減るだけだということです。ママたちがたどり着いた結論は「執着を捨てて自分もスルーする」という潔い姿勢でした。

『意味不明な人の真意など探っても時間の無駄。放っておいたらいい。私も挨拶するのがバカらしくなったから、それからは隣にいて目があっても知らないふりをしてる。もう他人なんだからほっとけばいいのよ』

『最初に感じた自分の感覚は信じたほうがいいのかも。投稿者さん、大丈夫? 気にしなくていいよ』

『考えても仕方ないよ。投稿者さんもスルーしちゃおう、そのほうがいいよ』

『私も最初はショックで引きずったけど、そのうち慣れたというか強くなった。いちいち気にしてたらやってられないし、時間の無駄』

「挨拶を返さないなんて、人間としてどうなの?」と考えるのは当然のこと。しかしこの感情は怒りを長引かせる原因にもなります。世の中には残念ながら最低限のマナーさえもち合わせていない人や、極端に合理的な人も存在するのです。そんな人に自分の貴重な時間や気力を使うのはもったいないと思いませんか? それならばむしろ「あの人はああいうタイプの人なんだ」と一線を引いてしまうのもいいでしょう。次からは風景の一部として受け流せばいいのです。

子どもが成長するにつれ、親同士の関係も変化していくのは自然なことです。幼稚園の頃のように、みんなで手を取り合って……という時期はもう終わったのかもしれません。

今回の出来事は、投稿者さんが「本当に大切にすべき縁」を見極めるためのサインだったのかもしれません。自分を透明人間のように扱う人に心を砕くより、今そばにいてくれる友人や、挨拶を返してくれる人、そして何よりわが子との時間を大切にするほうがよほど健康的でしょう。ママ友界は、広くて深い。けれどいつかはみんな卒業していく場所です。合わない人とはその場で「さようなら」でもいいのです。次の学校行事はもっと楽しく気楽に臨めるといいですね。

文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・猫田カヨ

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