<誘う義母…キモッ!>夫を亡くした私。支えてくれたのは…愛しい息子【第7話まんが:義母の気持ち】
私は夫を早くに亡くし、まだ幼いカズキを抱えてどうやって生きていこうか茫然としていました。しかしずっとそうしているわけにもいきません。カズキは夫の最期の置き土産。立派に育てあげるべく、私は毎日必死に働きました。その甲斐あってか、カズキは母親から見ても優しくてよい子に育ってくれたと思います。それにカズキは成長するとともに、瓜二つと言っても過言ではないほど夫にそっくりになっていきました。それを見て私は、さらにカズキを可愛がったものです。
夫が亡くなってから、私は文字通り馬車馬のように働きました。外野に「母子家庭だから」なんて言わせないように、しっかりと育ててきたつもりです。いつだったか母の日にカズキからもらった手紙には「ずっと一緒だよ! 大好きだよ!」と拙い文字で書かれていました。それを思い出せば、多少無理をしても仕事を頑張れました。

カズキとの甘い生活は、永遠には続きませんでした。カズキは大学入学とともに、遠方で暮らすことに。カズキが家を出た日、私はホームを出る電車を見送ったあと、まわりの人が心配するほどの大声で、その場に泣き崩れました。

若くして夫を亡くした私は、カズキだけが唯一の支えでした。私を「守る」なんて言ってくれて、まさに「小さな恋人」でした。
それからカズキは亡き夫に瓜二つの姿に成長しました。しかし、その幸せも長くは続きませんでした。大学進学でカズキが遠方へ引っ越すことになったのです。私は駅で泣き崩れ、喪失感に苛まれました。
それから数年が経ち、カズキから「結婚を考えている人がいる」と告げられ、私は大きな衝撃を受けることに。私のカズキを奪おうとする「ナツメ」という女性のことを、心の底から憎むようになってしまいました。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび
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