<瀕死の義父とライブ、優先は?>記念ライブの2週間前「キャンセルしろ!」夫の命令【第1話まんが】
私(ヨシノ)は、夫のタテルと高校生の息子ナオヤとの3人暮らし。私には40代にしてはじめて「推し」と呼べる存在ができました。推し活は私の唯一の息抜きで、日々の疲れやモヤモヤを癒してくれる大切な存在です。人気アーティストなので、なかなかチケットも手に入らないのですが、このたび記念公演のペアチケットが当たりました! しかもプレミアム席で限定グッズ付き。本当に嬉しくてたまりません。けれど夫は、そんな私に冷ややかな目を向けるのでした。



今回当選した会場は少し遠く、終わる時間を考えるとホテルを確保した方がいいです。タテルはきっといい顔をしないだろうし、どう伝えればいいか悩みました。けれど有名アーティストだから、夫も曲はよく耳にしているはず。そこで……。

夫に反対されて揉めるのは避けたいです。私が思いついた作戦は「ライブのついでに義実家へ行こう」と、夫を誘うことでした。夫からの返事は、なんとOK! 私はさっそくホテルの予約を済ませました。しかしライブの2週間ほど前になって……。


私たち夫婦が帰省するのは年にせいぜい1~2回。感染症が流行った頃からは義父への感染リスクを考えてあまり帰省しなくなっていました。
そこで私は土曜の夜にライブ参戦したあと、日曜に義実家に立ち寄る予定を立てました。しかし夫は2週間前になって、「父さんを優先しないといけないから、ライブはキャンセルしろ」と言ってきたのです。
どうして……? 私にとっては何より大切な特別公演のプレミアムチケットなのに……!? 夫にはっきりと「こんなときにライブに行くべきではない」と言われ、一瞬頭が真っ白になりました。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子
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