【七五三シーズン】子どもの記念撮影、写真館で撮ってもらう?スマホで撮る? <ママのリアル調査>

七五三やニューボーンフォトなど、子どもの成長の節目に撮る「記念写真」。スマホでも簡単に写真が撮れる時代ですが、特別な1枚を残したいと考えるママ・パパも少なくないようです。
今回ママスタセレクトでは「七五三やニューボーンフォトなどの記念日の写真、どうしていますか?」というアンケートを実施。選択肢には「写真館で撮ってもらう」「自分でスマホで気軽にたくさん撮る」「自分で一眼レフなどで本格的に撮る」「その他」の4つを設定しました。
わが子の記念撮影、どうしている?約7割が……

回答でもっとも多かったのは「写真館で撮ってもらう」と答えたママたちで、全体の69.7%を占めました。つまり約7割の家庭で写真館・フォトスタジオを活用していることがわかります。次いで多かったのは「自分でスマホで気軽にたくさん撮る」と答えたママで11.6%に。また「自分で一眼レフなどで本格的に撮る」は5.1%、「その他」は13.6%という結果になりました。
写真館派が多いのは「完成度」と「安心感」
写真館・スタジオでの撮影に人気がある理由は、衣装や小道具がそろい、準備から撮影まで安心して任せられる点にありそうです。
『着物、袴がセットになって、フォトスタジオで撮ってもらいました』
『写真館で。着つけはとてもキレイで着崩れしなかった』
『一日中歩いても着崩れすることなく満足だった』
なかには「子どもの誕生日にアルバムが完成予定。驚いたし嬉しかった」と、お店の心配りに感動する声もありました。
わが家も息子の七五三の写真はフォトスタジオで撮影しました。洋装と和装の両方が揃い、それぞれに背景も変えて何パターンも撮影しました。また筆者夫婦も和装をレンタル。その場で着つけもお願いしました。子どもは動きたい盛り&集中力が続かないお年頃。本人の気分が乗らなかったらどうしようかとハラハラしましたが、大勢のスタッフの方たちが盛り上げてくださり、本人もノリノリで撮影が終わりました。今でもいい思い出です。
受け継がれる「想い」を写真に残して
記念写真はただの“モノ”ではなく、家族の思い出や絆を未来へつなぐものでもあります。
『私が7歳で着た着物を娘に。父が買ってくれた着物で孫の着物姿を見せた2週間後に亡くなりました』
「自分が着た着物を娘に着せた」というママは多いようです。親から子へ、そして孫へと受け継がれる思い出の着物。大切なものが代々と受け継がれていくのも嬉しいですね。写真はその一瞬を永遠に刻み、家族の記憶を繋いでいくともいえるかもしれません。
屋内スタジオ以外にも広がる選択肢
「出張撮影」や「友人カメラマン」に依頼するというママたちもいます。
『友達のカメラマンにロケ撮影してもらった。子どもたちも自由に動き回れて自然体で撮れる』
『カメラマンに依頼して神社で出張撮影してもらった。いろんなシーンを撮ってもらえて満足だった』
「神社での出張撮影」や「カメラマンの友人にロケ撮影を依頼」など、家族の自然な様子を撮りたいと考える家庭も増えているようです。屋外での撮影は、スタジオと違って子どもが自由に動き回れる環境です。笑顔や仕草がより自然になるのが魅力でしょう。SNSなどでフォトグラファーを探しやすい今、新しい記念写真のスタイルとして広がっているようです。
記念写真は「今」を刻む家族の宝もの
記念写真を「写真館できちんと撮る」家庭もあれば、「屋外撮影でカメラマンに自然な表情を撮ってもらう」家庭もあります。方法は違っても、そこにあるのは「家族の思いをカタチに残したい」という共通の願いです。また「この瞬間を大切にしたい」というママ・パパの愛情も詰まっていることでしょう。
ときを経て写真を見返すと、写っているのは子どもの笑顔だけではありません。そのときに流れていた空気や、家族みんなで過ごした時間までもがよみがえることでしょう。忙しい毎日のなかで、写真を撮ったその日でさえ“家族の今”を大切に刻んだ小さな記念日といえるのかもしれません。
これからも笑顔溢れる家族の姿が、1枚1枚の写真に刻まれ、かけがえのない思い出として積み重なっていくことでしょう。
総回答数:610票
調査方法:インターネット
調査月:2025年10月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
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文・編集部 イラスト・猫田カヨ
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