<もう詰んだ>高校1年生なのに人生終わった!?集団生活になじめない子にかける言葉は?

わが子が学校生活に息苦しさを感じ、将来に絶望している……。そんな声を聞いたら、胸を締めつけられる思いになるのではないでしょうか。今回の投稿者さんの娘さんは高校1年生。集団生活に馴染めないようです。
『娘は小中と学校を楽しめず、高校はきっと楽しいだろう! と希望を持って受験を頑張りました。しかし現実はまったく楽しくなく、息苦しくてたまらないそうです。自分が学校や集団生活が苦手なのだと気付き、これからの大学生活・社会人生活・結婚生活、すべてに希望が持てず絶望を感じるとまで言ってきます……』
投稿者さんは娘さんを「いわゆる空気が読めないタイプ。でも療育などで頑張り、かなり改善されました」と語ります。学校に行くだけで、神経を使い、疲れてしまうと感じるよう。好きなことは「アニメを観たり絵を描くこと、漫画やゲームです。でも周りにオタクと思われるのがイヤで、学校ではそれを出せないみたい」とのこと。いろいろな人が集まる大学に行けば、自分らしくいられるコミュニティが見つかる可能性もありますが、そうでなかった場合を考えて安易には口に出せないそうです。そこで娘さんに掛けてあげるべき言葉を知りたいよう。
自分に合う集団を探してみて
集団生活が苦手という悩みの人は、実は多いかもしれません。ママたちの周りにも、集団生活に悩んだ人がいるようです。
『知人はアニメオタクで、高校中退して家でイラストを描いていた。でもSNSで仲間を見つけ、コスプレイベントやアニメ系のバイトで出会った人と結婚したよ』
集団生活が苦手というわけではなく、自分に合わない集団に属しているだけ。自分らしくいられる集団を見つけるといいかもしれません。
『中高生なんて「たまたま近所に住んでいる同じ年齢の人」をただ集めただけ。気が合うとか楽しいとかは「ない」と思っていた方が気楽だよ』
社会に出た後の方が長いし、交友関係も広いのです。なので社会に出れば娘さんが好きだというアニメや漫画、イラストが趣味の人と巡り合うチャンスが格段に増えるでしょう。ムリに自分を隠さず、「同じものを好きな人はいるよ」と伝えてあげられるといいですね。
実の親に不憫に思われる方がかわいそう
投稿者さんの娘さん自身が、周りの友だちみたいにキラキラしたJK生活を送りたいそうですが、それが叶わない。適応できない自分自身に気付き、絶望しているようです。それを投稿者さんとしては「不憫だ」と思ってしまう。でもその哀れみを娘さんが感じ取り、さらに自己肯定感を下げてしまうのではないでしょうか。
『ママが哀れみとか不憫な気持ちで接したらそれこそかわいそう。娘には娘に合った人生がある。友だちがいなくても、陽キャな人生じゃなくても楽しいことはあるよ』
『何でもマイナスにとらえる必要ないのにね。ダメなところを何度も指摘すると、自分はダメ人間だと誤解してしまうみたいだよ。たまには褒めて向上心を伸ばしてあげて』
投稿者さんが「不憫だ」との考え方を変えることも大切です。ムリに周りに合わせる必要はなく、「あなたにはあなたの人生がある」と伝える方が娘さんにとってずっと救いになるでしょう。外食をしたり買い物に行ったりとママも一緒に楽しんではどうでしょう。娘さんの気分が晴れるかもしれません。
学校は苦手でも仕事は大丈夫な人もいる
「学校がつらい=社会に出てもつらい」とは限りません。雑談は苦手でも、仕事ではきちんと力を発揮できる人はいるようです。
『わが子も高校生活に期待して入学したのにあまり楽しくなく絶望して休みまくっていたよ。早く働きたいからと高卒で就職して今も元気に働いているよ』
『投資の本を渡して「大丈夫。お金があれば大体なんとかなるから」と話したら投資をしはじめた。結果、バイトから正社員になったよ』
若いときは周りと比べて落ち込むこともあります。でも社会に出て、年を重ねていくにつれ、興味は自分のやりたいことに向いていくでしょう。「必ずしも学校生活と将来が直結するわけではなく、むしろ働きはじめてから自分の強みを発揮できる人もいる」と伝えてあげられるとよいかもしれません。
自分のペースでひとりで楽しく過ごすのもいい。苦手なことを頑張るのではなく、得意なことにのめり込めば、道は開けるのではないでしょうか。そして何よりもママが「ありのままでいい」と伝え続けることが、娘さんにとって一番安心できる言葉になるかもしれません。
将来やりたいことを考える
娘さんはまだ高校一年生。まだまだ人生はこれからです。「大学も社会も結婚もムリ」と一気に将来を背負い込む必要はありません。
『まだまだ若い。悲観するのは早すぎる。これからも、いろいろなことを経験して心身ともに大きく成長しなさい。いいことも悪いこともすべて糧になっていくから』
このように励ましの言葉を寄せてくれたママもいました。
『30歳までにしたいことを、10個書いてみる』
今すぐできる小さなことを考えてもいいでしょう。「映画を観る」「料理をしてみる」など、小さなことでOK。大きな夢や理想だけでなく、日々の小さな楽しみを積み重ねることで、生きる楽しさを感じられるかもしれません。
将来を悲観するお子さんに、魔法のような言葉で瞬時に救えるママはいないでしょう。けれど、「ありのままでいい」「好きなことを大切にしていい」と伝え、身近な楽しみを一緒に見つけることならできますよね。
人生は長く、学校生活はそのほんの一部にすぎません。まだまだ出会う人も場所も山ほどあります。今はつらいかもしれないけれど、あなたの人生は明るく、必ず広がっていく……その思いを、投稿者さんが日常のなかで少しずつ伝えていくことが、娘さんにとって最大の支えになるのではないでしょうか。
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