<ルッキズムで仲間はずれ?>娘に重ねていた過去。自分のインナーチャイルドに気づく【第4話まんが】
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私はジュリ。娘のチヅル(小2)には友達ができません。団体で遊ぶときは仲間に入れてもらえますが、ニコイチを作るときは相手がおらず、誘ってもらえることもありません。まわりを見渡すと、特定の仲良しの誰かと遊んでいる子ばかりで、私も見守っているのがとてもツライです。原因は私に似たお世辞にもかわいいとは言えない容姿にあると思い、清潔感がある服装を心掛けたりしていましたが、そのことを旦那に言うと旦那は怒り出しました。
「友達がいなくて寂しかったのも、見た目で傷ついたのも、全部自分の話でしょ。君はチヅルを見ているんじゃなくて、自分を見ているんだよ。それがチヅルのためになっているとは思えない」旦那にはっきりそう言われて私は何も言い返すことができませんでした。
「こうなるまで気がつけなかった俺も悪いのだけれど、自分主観じゃなくて……もっとチヅル主観で一緒に考えようよ」と、旦那は歩み寄ってくれました。 たしかに……旦那に指摘されて改めて考えてみると、全部私の主観ばかりだったことに気がついたのでした。
チヅルは私に顔が似ているから、当時私が感じたことをそのままチヅルも感じているんだろうと思っていました。
私は友達がいないことがみじめで、あまり団体行動は好きではなかったし、自分に似合わない服装に憧れをもっていたとしても着ることは絶対にありませんでした。
でもチヅルは私とは違うことを思っていたようです。それはそうですよね。チヅルは私とは違う人間なのですから。チヅルは友達ができないことをどう思っているかはわかりませんが……
そのままのチヅルが大好きだよ、そう言ってあげたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙
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