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<新しい友だちが欲しい>大人になってからの友人ってどうやって作るの?できた人たちのきっかけ集

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学生時代の友だちとは自然と疎遠になった。今は職場やご近所、趣味の場での知り合いはいても、深い関係にはなれない……。大人になってから「友だちができにくい」現実を実感しているママは少なくないのではないでしょうか。

『大人になってから友だちができた人、きっかけはなんだった? 学生時代の友人は、気づいたら付き合いがなくなり……大人になってからの友だちが欲しい』

投稿者さんは学校関係やパート先、ママ友付き合いなど、日常のなかで人と会話する場面は多くても、「ご飯に行ったり旅行したり」という一歩踏み込んだ関係にはなかなか発展しないと言います。「パート先で話す人はいても、ランチや飲みには行かない」「その場は楽しくても、連絡を取り合うほどではない」、そのような状況で、本音で話せる友だちは大人になるほど希少に感じられるようです。

大人の友だち作り、意外なきっかけはここにあった!

大人になってからの友だち作りは、なかなか難しいかもしれません。それでも、「大人になってから友だちができたよ」というママも少なくありません。その出会いの場には、いくつかの共通点が見えてきました。

職場やパート先

職場は毎日顔を合わせる場所。なかには意気投合する人もいるかもしれません。

『仲がいいのは職場の人ばかり。でも場所が変わっても集まったりご飯を食べたりするから、もう友だちって感じ』

『パート先。飲み会したり、ランチしたり』

職場で知り合った友だちはお互いが大人同士。昔の思い出話を語るのではなく、今の大人の話を楽しめるのでしょう。

SNS・趣味の場

SNSは交流の場。直接会うよりも先に、話が合うかどうかわかります。はじめて会ったときでも、スムーズに会話がすすみそうです。

『SNSで地元グルメのグループ作ったら、そのつながりで友だちができた』

『オンラインゲームで知り合った人と、リアルで会って飲みに行くようになった』

『習いごとやボランティアで知り合って意気投合』

X(旧Twitter)やオープンチャットでライブ仲間を見つけて、一緒にご飯やライブに行くようになったという人もいました。リアルでの出会いが難しくても、ネット発の出会いが自然な時代になってきているようです。他にも、お酒が好きなママが、飲み屋さんで仲良くなったというエピソードも。共通の趣味がある場合、何かきっかけがあれば一気に距離が縮まりそうです。

ママ友や地域の関係

近所に気の合う人がいると、気軽に会える友だちに。なにかあったときにすぐ駆けつけたり駆けつけられたりと、心強い仲間になります。

『ママ友付き合いから、役員を一緒にした、職場が一緒、の3種類かな。大人になってからの友だちのほうが多いよ』

『地域の人とか』

近所のママ友とランチしたり飲みに行ったりするママも。学校や地域での共通の体験や話題をもつことで、自然と関係が深まるようです。

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ママ友関係は変化しやすい?

一方で、ママ友関係は子どもの成長とともに距離ができるという声も。

『子どもが高校に入るまでは、子ども抜きでママ友3人でランチしたりお出掛けしたりしていた。高校に入ってから、グループラインはワイワイ楽しいけれどお出掛けやランチをしなくなった。段々と疎遠になっている』

『転勤族が多い地域だから、仲良くなったママ友はみんないなくなった』

子ども中心のつながりだから、なかなか学生の頃のようなノリではいられないのでしょう。子どもが大きくなると、関係が終わりやすいのかもしれません。いっときは親密でも、生活環境やステージの変化で自然と疎遠になっていくのも、ママ友ならではの特徴です。

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昔の友だちと今の友だち、何が違う?

「学生時代からの友だちと、大人になってからの友だちでは、温度感が違う」という意見もありました。

『大人になってからの友だちもいるけれど、学生のときからの関係とは少し違う。ネットで知った人だと住所すら知らない人もいて。どちらとも旅行するけれど、やっぱり昔からの友だちとのほうが遊んでいても楽しいし安心』

昔からの関係は、共有した時間や思い出の量が違います。互いに若い頃から知っていて、同じように歳を取っていくので、家族のような安心感があるのでしょう。大人になってからの出会いは、スピードも温度も少し違うのかもしれません。

それでも「友だちが欲しい」と思う気持ち

寂しい、誰かと本音で話したい……そう思っていても、現実には動けない。過去に人間関係で失敗したことがあると、余計に難しいのかもしれません。

『寂しくて友だちが欲しい。けれど、「私なんか……」という自信のなさから誰とも関わりたくないと思う矛盾』

『切実に友だちが欲しいけれど、自分から友だちを作りに行くバイタリティがないから、このままひとりかなと思っている』

『たまにライブにひとりで参戦! とか見るけれど、あれって現地で声掛ければ友だちになれるのかしら?』

こちらのママには「現地での声掛けは結構聞くけれど、難しそう。ひとりで来ていても意外ともうお仲間がいることも」との声が上がりました。人間関係に慎重になるのも、大人だからこそ。過去の経験や疲れが、友だちを作ることへの壁になっている人も少なくないのが現実です。

「話し掛ける勇気」が友情の第一歩になるかも

最後に、話し掛けたかったけれど話し掛けられなかったとの切ないエピソードを紹介します。

『フェスで後ろのほうでポツンとひとりで「イェイイェイ」やっていたときに、隣に同年代くらいの女性がひとり全力で「イェイイェイ」やっていた。このような人と友だちになれたら楽しそうと話し掛けたかったけれど、勇気が出なかった。話し掛けられるのがイヤな人もいるかもしれないし……』

「同性からの“話し掛けウェルカム”みたいな目印でもあればいいのに」と言います。大人になってからの友だち作りは、“きっかけ”にも“勇気”にも、少し工夫が必要なのかもしれませんね。
友だちを求める気持ちを抱えているママたちは、行動できない自分に焦る気持ちもあるかもしれません。でも、ゆっくりでいい、ムリしなくていい。また会いたいなと思える人との出会いを、焦らず探していけたら、それだけでも十分価値あることかもしれません。人との出会いは一期一会。いつ「新しい友だち」と出会えるのかわかりません。縁を信じて、今を楽しむといいのでしょうね。

文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・森乃クコ

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大人になってから友達できた人