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<ちょっとおかしい?>あまりにも算数ができない小学校1年生のわが子が心配。克服するには?

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小学校1年生というと算数や国語などの勉強が始まりますよね。家で宿題を見たりドリルを教えてあげたりしているうちに、「うちの子は勉強ができないのでは?」と不安になってしまうことも。先日は「小1、あまりにも勉強ができない」というタイトルでこんな切実な投稿がありました。投稿者さんの娘さんは小学校1年生。投稿者さんは娘さんが「あまりにも勉強ができない」と焦っています。

『いまだに「6に2を足すと?」というような問題ができません。「2!」とか「5かな?」と適当に言って、当たっていたらラッキーというノリで答えてきます。おはじきやおもちゃを使って、視覚的に訴えてみてもだめです。指を使わせても、片手で収まらない5以上の数になるとできなくなります。普通はどのくらい教えたらできるようになるものですか? 個人差があるのはわかっているけれど、あまりにも理解できておらずちょっとおかしいかもと思い始めています』

投稿者さんの娘さんは、さっそく足し算でつまずいている様子。数を指折り数えさせて足し算を教えても、5以上だとわからなくなることも綴っていました。まだ小学校1年生ではありますが、わが子の勉強のできなさ具合に悩み、ママたちにアドバイスを求めていました。

「6に2を足すと?」の問題はまだ早すぎるのでは?

『国語はひらがなもカタカナも書けて、たどたどしいですが読めてもいます。勉強を教えるとすぐに嫌になって「休憩する!」と言い出す飽きっぽい性格なので、教えるのにかなり根気がいります』

投稿者さんによると、娘さんは文字の読み書きはできているそうですから勉強全般ができないのではなく、算数が苦手なのかもしれませんね。また投稿者さんが算数を教えようとしても嫌になってしまう普段の様子も語っていました。投稿者さんも娘さんに一生懸命算数を教えていることも想像でき、ママたちからは応援の気持ちとともに具体的なアドバイスも複数寄せられていました。

『もっと小さな数からコツコツやっていくしかないよ。「おはじき1個とおはじき2個、合わせていくつ?」「おはじき2個とおはじき3個、合わせていくつ?」と段階的にやっていかないと』

『足して10になるパターンを計算カードで徹底的に練習する』

「6に2を足すと?」といった1桁の足し算がわからないという投稿者さんの娘さん。しかしママたちからは、いきなり式の形で足し算の問題を出して暗算で答えさせるのはまだ早すぎるのでは? という意見が寄せられていました。おはじきを1個ずつ足していきながら少しずつ数を数えていくようなやり方をして、段階的に数に慣れさせていくことをおすすめしているママがいました。また「1+1=2」、「1+2=3」と、1桁の計算カードを使うというアイデアも。まだまだおはじきや計算カードなどを使い、足した数を目で見て数えて覚えていくことが大事なのではないでしょうか。

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もっともっと基本から。数を数えることから始めてみて

『足し算は置いておいて、数を数えさせてみては。書いてもいいし。123456……と順に数は増える、逆にすると減ることを学びます。これが完璧にできるようになってから、指を使って足し引きさせてみて』

『公文はどうかな。徹底的に計算の基礎を叩き込まれるよ』

『子ども向けの教材は? 楽しみながら勉強できるんじゃない?』

ママたちからは足し算や引き算など、いきなり学問的な算数を教えるのではなく、シンプルに「数を数えること」に慣れさせることを勧めている人がいました。数を正確に数えることで「数は増える」「数は減る」という数の概念を理解できるのではないでしょうか。数字を書くだけでなく、おはじきを1個ずつ丁寧に数えていくだけでもいいでしょう。こうした計算や数の基礎を学ぶために学習教室や教材を使うというのも一つの選択肢かもしれませんね。投稿文を読む限り、娘さんはお勉強の雰囲気になると苦手意識が出てしまっている様子です。そのため数を楽しく数えることから始めてみると、苦手意識も薄れて積極的に算数を頑張れるのではないでしょうか。

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子どもの好きなお菓子や食べ物、おもちゃでやってみては?

『勉強とは思わせずに、おままごとなどの遊びの中で数を意識させるのがいいと思う。「おにぎり◯個ください、あと◯個ください」みたいに』

『数えたり分けたりって日常で教えていくものじゃないかな。突然数字で「6足す2は?」と言われても混乱するよ。それを勉強できないって思われるとちょっと可哀想かな。1年生の算数って別に勉強じゃなく数の扱いを覚えるだけだと思うから「机の上で勉強!」ではなく、もっと日常で意識して数に慣れさせていったら大丈夫だと思うよ』

『本人の好きな物で考えさせます。わが家は、実際の個包装のチョコや飴を使いました。「今日のおやつ、チョコの袋から何個出す?」「3個までね、はいどうぞ」「全部で何個ある? じゃあ2人で1個ずつ食べようか」「残り何個になる?」という具合。本人が興味あるもののほうが食いつくよ 』

また日常の何気ないことから、数に親しめるよう実践しているママたちもいました。階段を昇り降りするときに段数を数えたり、お菓子を取り分けるときに「全部で5個あるからママに2個ちょうだい、残りは何個かな?」と聞いてみたり。食事中におにぎりやミートボールなどを使って、一緒に数を数えるというのもいいですよね。子どもが好きなお菓子やおもちゃ、食べ物などを使えば子どもも楽しく数に親しんでいけるのではないでしょうか。ママたちからは「日常で覚えていく数の数え方ができていないだけで、勉強ができないと言うのは少し可哀想」「まだ1年生だからこれからだよ」というコメントも寄せられていました。
投稿者さんは娘さんを心配するあまり、勉強のできなさ具合を焦っている様子です。しかしそこで投稿者さんが躍起になって厳しく算数を教えたり理解できていないことを責めたりすれば、娘さんは一気に算数が嫌いになってしまう可能性も。日常の中で楽しく数を数えたり、お菓子を取り分けたりすることから始めていってもまだまだ遅くはないはず。そうやって親子で楽しく取り組んでいくことが、何よりも大事なことではないでしょうか。

文・AKI 編集・佐藤さとな イラスト・マメ美

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