<出戻りNG!?>私はもう家族じゃない?先輩に相談するも「お父さんのキモチ分かる」【中編まんが】
前回からの続き。私はサキ。つい先日、モラハラ気味だった元夫との結婚生活が終了しました。身の危険を感じた私は急いで家を出て、実家を頼りました。息子のタカオミは高2、娘のミユは高1。実家は子どもたちが通う高校にも近く、ひとまず安心できると思ったのですが……。定年退職をした父はなにかと「ひとこと断りを入れろ」と言うのです。けれど冷蔵庫を開ける、お風呂に入るといった日常の行動にまでお伺いを立てなくてはいけないのでしょうか?
私と子どもたちが寝泊まりしているのは、かつて私と妹が使っていた子ども部屋の2室。布団を敷いたところで父に迷惑をかけるわけでもないのに……。あまりにイライラが募った私は、職場の昼休みに思わずグチってしまいました。
「私はちょっとお父さんの気持ちも分かるわ」年配の先輩がそう言い出したので驚きました。実の娘さんであっても、里帰りされたときは生活のペースを乱されてしまったとのこと……。うちの父も私に対してそんなふうに感じたのでしょうか。
かつて自分が住んでいた実家だからこそ、なにをするにも許可なんていらないと思っていました。実際に結婚をして家を出るまではそうやって両親と暮らしていましたから。しかし母と同年代の先輩によると、実家にはもう「両親ふたりだけの暮らしのペースがある」というのです。
いまの実家での管理されているような生活はとても苦痛です。なにかと口出しをされ、自由に行動できないストレスがあります。父のなかでは、もう私は家族じゃないのでしょうか。そう考えると父の態度は少しドライなんじゃないかと感じてしまうのでした。
【後編】へ続く。(明日配信予定。ログインで1話先をお読みいただけます)
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子