<義母、冷凍餃子にNG!>息子夫婦に「信念」を否定され…つい口出し【第4話まんが:義母の気持ち】
前回からの続き。ひとり息子のイタルが結婚して去年孫のメイちゃんも生まれ、今は夫婦2人で静かに暮らしています。私はずっと専業主婦だし、家のことを全部完璧におこなうのは女性として当然のこと。特に料理は若い頃から好きで、家族のために健康的でおいしいレシピを追究しつづけてきました。最近は発酵食品や薬膳料理などをお料理の先生について習っています。できればお嫁さんであるハルノちゃんにもこれくらいは頑張ってほしいのですが……。
アドバイスしてあげたら言い返されるし、レシピを送ってあげてもイタルが電話で怒ってくる始末です。翌日、私は料理教室に行きました。先生はちょうどハルノちゃんと同じくらいの年齢。私は思わず昨夜のことをグチってしまいました。
昨夜イタルから電話がかかってきたとき、私はあまりに腹が立っていたので返事もそこそこに切ってしまいました。けれど先生があまりにあっさり答えたので、私はそのときイタルがなにを言っていたかをあらためて思い返したのです。
お料理の先生が食卓に並べるものは、全部手作りに決まっている……そう思いこんでいた私。しかし聞いてみると「食事も大切だけど、時間も大切」と笑いとばされてしまいました。手抜きではなく、便利な選択。息子が言っていた「家族でよりよく過ごすため」という意味が、ようやく理解できたような気がします。
私はこうあるべきという価値観を、ハルノちゃんに無理やり押し付けてしまいました。謝罪のメッセージを入れようかとも思いましたが、あれだけ騒いだのだからきっと警戒されていることでしょう。今はまだ難しいかもしれませんが、いつか会ってもらえる日が来たらきちんと謝罪したいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子