（東京都提供）

「秋の休日に、どこへ行こう？」そんな、おでかけ先をお探しのママたちに朗報です！　2024年9月13日（金）の東京都定例記者会見では、都内で行われるこの秋におすすめの親子向けイベント情報を発表。また、東京都内の2,000以上の保育園や幼稚園で行われている「とうきょうすくわくプログラム」についても新しい報告がありました。ママスタセレクトより、忙しいママたちに役立つ情報をお伝えします。

「とうきょうすくわくプログラム」のロゴマークが決定

まずは、子育て支援策として行われている「とうきょうすくわくプログラム」の取り組みについてお知らせします。「とうきょうすくわくプログラム」とは、保育園や幼稚園で自然に触れながら、子どもたちの好奇心や探究心を引き出すことを目的にしたプロジェクトです。子どもたちが「すくすく」成長し、楽しく「わくわく」学べる環境を作るための取り組みで、みんなが安心してチャレンジできるように工夫されています。

たとえば、身近な自然を観察することでも子どもたちの好奇心や探求心が刺激されます。わくわくする体験を通じて、子どもたちはもっと積極的に周りのものを「知りたい」と思うでしょう。「これってどうなってるのかな？」と疑問を持ち、調べてみたり、自分なりに考えてみたりする力が自然と伸びていくことが期待できます。

東京都内の5,000以上の保育施設のうち、2,000以上の幼稚園や保育園で「すくわくプログラム」が導入されています。東京都では、このプログラムのシンボルとして、子どもたちの成長や発達を表現したカラフルな木のロゴマークを作成しました。このロゴマークを見れば、どの施設でこのプログラムが実施されているか一目でわかります。今後、東京都はこのプログラムをさらに多くの保育施設に広げ、子どもたちの成長をしっかりとサポートしていく予定です。

わが子が通う保育施設でこのカラフルなロゴマークを見かけたら、先生たちに「すくわくプログラム」についてどんな取り組みをしているのか聞いてみるのもいいですね。子どもたちがどんなことを体験して、興味をもったのかを知る、良い機会かもしれません。

生の音楽や科学に触れるチャンス！池袋で「スペシャルトークセッション」が開催

（東京都提供）

親子で出かけるのにピッタリな無料イベントのニュースも発表されました。2024年9月16日（月・祝）、池袋のサンシャインシティ噴水広場で「こどもスマイルムーブメント　スペシャルトークセッション」が開催されます。
ポップピアニストのハラミちゃんや宇宙飛行士の野口 聡一さん、俳優でタレントの村山輝星さんが登壇、各界の第一線で活躍するアンバサダーからのお話を通じて、子どもたちの好奇心が刺激されそうですね。さらに無料体験ブースでは、楽器作りやペーパークラフトなど、体験型のアクティビティもあります。会場で、楽しい秋の休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

イベント参加で未来に役立つ経験を

ママスタセレクト編集部では、小池百合子東京都知事に対して、子どもたちの成長のためのイベントとして、東京都が今後どのような取り組みを計画しているのかを質問しました。

『小池都知事：東京都ではいくつかのイベントを計画しています。たとえば、来年には世界陸上や多摩都市モノレールの延伸などがあります。これに関連する街づくりプロジェクトで、子どもたちの意見を反映させるワークショップを実施する予定です。これまでにも子どもたちの意見を取り入れたワークショップが行われています。子どもはイベントに参加したことをすごくよく覚えているものです。イベントを通して「こんなことをやったな」という楽しい思い出を作り、その経験が将来に役立つことを目指しています。また「東京都こどもスマイル大冒険」という特設ページでは、600件を超えるイベント情報を発信していて、多くの子どもたちがさまざまな体験を楽しむことができるようになっています。このようなムーブメントをさらに増やしていきたいと思います。（編集部にて一部補足）』

すべての子どもたちにシームレスなサポート

東京都は、子どもが生まれてから幼稚園に通うまでの間、途切れのない支援を提供する「シームレスサポート」に力を入れています。保育料の無償化や「０１８サポート」など、子育て世帯の負担を軽減するための制度も進んできました。

「チルドレンファースト」の理念を掲げる東京都では、これからも子どもたちの成長を全力で支援していくとのこと。子育てには大変なことが多くありますが、こうしたサポートを逃すことなく、楽しい時間を増やせるようにしたいですね。

取材、文・長瀬由利子　編集・編集部

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