<アタマが悪い保護者たち>ワタシが非常識だった!?視点を変えると…【第3話まんが:エミの気持ち】
前回からの続き。私(エミ)は夫と3人の息子(ハルト小5・アオイ小3・ケント小1)の5人家族です。長男のハルトは、スポ少でサッカーに夢中。学校や学年問わずにいろいろなお友達と楽しみながら日々練習を頑張っています。そんな中、夏祭りのお知らせが届きました。役員のママからLINEで参加人数を聞かれたので「3人で参加します」と答えたところ、「5人で来るということですか?」というよく分からない返信がきたのです。3人って書いたのに、どうして5人に増えた……? 相手の理解力を疑いつつ、頭を悩ませてしまうのでした。
「私、ちゃんと3人って書いてあるよね? なのにその返信が「5人で来るんですか?」って日本語おかしくない?」
夜、夫が帰宅してから私はスポ少の役員ママさんとのメッセージについて話しました。
私は絶対に間違っていないという自信がありました。しかし、夫にはまた違った意見があるようです。
「相手の心情を考えず、言葉だけを読んで、自分の返信を「正解」って思ってると、文字のやり取りはこじれることがあるんだよね。この役員さんの言葉も足りなかったかもしれないけれど、エミももう少し……」
夫は、以前自分がスポ少の送迎当番をしたときの話を例に出しながらアドバイスしてくれました。
「3人で行く」と送ったのに「5人」に変換されて戸惑った私ですが、夫の話を聞いて増えた2人は私たちのことだということに気が付きました。
ミナコさんからの返信に、どこか自分を否定されたような気がしてしまい、腹を立ててしまったことを反省しました。
会話であれば、分からないところをその場ですぐに確認することができます。
けれど「文字」を使ったコミュニケーションツールが多い現代社会では、「文字」だからこそすれ違ってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、相手に伝わりやすく丁寧な返信を心がけることが「思いやり」なんだと、改めて勉強になりました。
これからミナコさんに返信をしたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・石井弥沙