<義妹の子、4人も?>夫の言い分「子どもなんて勝手に育つ、自由時間が増えるだろ」【第5話まんが】
前回からの続き。私(マリ)は、夫のヨウヘイと息子のハルキの3人暮らし。大学生になるハルキは来月から遠方でひとり暮らしです。そんなある日、私たち夫婦は敷地内同居の義両親に呼び出され、第4子を出産した義妹のトモカちゃんが子育てに手が回らない状況であることを知らされます。そしてトモカちゃんと子を引き取ることにした義両親は、なぜか子どもたちの世話を私に託そうとするのです。しかも私が「お断りします」と告げると責めてきて……。たまらず義実家を立ち去ると、夫が追いかけてきました。
義両親も夫も、私のことをただの都合の良い存在にしか思っていません。「でもさ、世の中には仕方のないことってあるだろ? 俺は仕事を頑張って、何不自由ない生活が送れるようにするから。だからマリも、最初は大変かもしれないけどさ」
「仕事も辞められて、しかも子どもがいない間は自分の自由時間。最高じゃない? だからネガティブに考えないでもっと前向きに考えてみてよ」どこまでも私のことをバカにしています。もう口を開かないでほしいです。
義実家で自分の気持ちはハッキリ伝えたので、話はそれで終わるかと思っていました。しかし追いかけてきた夫からの言葉に私は絶望してしまうのです。
この人はいったい私の人生をなんだと思っているんだろう。自分の時間を削って子育てに向き合ってきたのに……。子どもは勝手に育つ? 保育園に行ってしまえば楽? そんなわけありません。私たち母親は、いや子どもと向き合う保護者は皆、全力で日々を過ごしているのです。それが幼少期であればあるほど、苦労は計りしれません。
苦労して築き上げてきたものを捨てさせて、他人の子どもの世話を押し付けようだなんて。私のなかで夫への愛情が一気に冷めていくのを感じたのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子