<離婚する?復讐する?>親も大賛成でホッ!離婚する3つの条件?【第10話まんが:トモヤの気持ち】
前回からの続き。俺(トモヤ)は、妻のナツキと2人暮らしをしていた。ナツキとは高校の同級生だ。実は高校時代に、俺たちは一度子どもを授かっていた。しかしまだ若く、産んで育てるということに現実味がなかった俺たちは、ナツキのお腹の中にいる命を空に返す選択をしたんだ。それからもずっと一緒にいる俺たちのもとに、再び子どもが戻ってくることはなかった。これがあのときの罰なのか……。そんな風に思いもするし、これからもナツキと2人で穏やかに暮らしていければいいとも思う。けれど一方で、いつまでこの罪を背負わないといけないんだ……そんな風に思う俺もいた。そんなときに出会ったのがミナだった。ミナは俺の気持ちを誰よりも分かってくれて、俺に寄り添ってくれた。これからの人生について考えはじめたときに、ミナの妊娠が判明したんだ。
ミナが妊娠したことを、両親に報告しにいったとき、ぜったい怒られると思っていた。
ところが、両親の反応は真逆。そのことには驚きもあったが、正直ほっとした。両親が喜んでくれて、ナツキとの円満離婚に向けて協力してくれることもありがたかった。
俺が離婚を切り出すと案の定、ナツキは取り乱して、離婚に応じないと猛反発してきた。
らちが明かないと思った俺は、しばらく別居をすることでナツキの気持ちが落ち着くのを待った。するとしばらくしてナツキから「条件をのんでくれるなら離婚してもいい」と反応があった。
両親に怒られるかと思ったら、ミナとの間に子どもができたことに大喜びだった。
その姿を見て、ナツキとの間に子どもができなかったことで、両親にずいぶん心配をかけていたんだなと反省したんだ。
ナツキには慰謝料として貯金2000万と、家の名義を渡すことで納得してもらえた。
これでようやく俺も解放される。
ナツキには申し訳ないけれど、すべてをリセットして、俺はもう一度新しい人生を生きるんだ。
最後に、ミナに会いたいと言ったナツキ。
ミナへの慰謝料請求は仕方ないところもあるから、一度だけ会わせて終わりにしようと思う。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・石井弥沙