<図々しい義家族!>「アンタらの感覚バグってるの、わかる?」臨月の妻、ブチギレッ【第4話まんが】
前回からの続き。私(レナ)は現在、妊娠9か月の妊婦です。もうすぐ臨月に入り、来月中旬には計画出産の予定。里帰りをしているのですが、両親はまだ現役で働いているため、日中はひとりでいることが多いです。義家族たちも、赤ちゃんの誕生を心待ちにしてくれている様子。そんなある日、夫のヨシキから産後、義家族5人がわが家に来ると知らされたのです。平日、私の両親がいない日に5人で押し掛けるなんて……。さすがにありえない! と思って夫に断ってもらいますが、夫は義母に押し切られてしまいます。ヨシキから頭を下げて頼み込まれたので、私なりに譲歩案も考えました。日中の2時間くらいであれば可能だから、その間はヨシキが義家族の相手をしてほしいと提案。すると、そもそもヨシキはその日、出張が入っているので私の実家には来ないと言ってきて……?
「私の親も、アンタもいないのに、義家族5名をウチの実家に来させること自体が非常識なの!!!」
私がヨシキにこんなに怒ったのははじめてでした。そんな私の姿にヨシキは驚いたのか、何も言えずにただ「う、うん」とか「そうだね……」と返事だけをしていました。
何が「レナさんは家族だから」だよ。「家族」という言葉を簡単に使ってほしくないと思いました。たしかにヨシキと結婚して家族にはなったけれど、義家族ともいきなりなんでも分かり合える「家族」になった覚えは私にはないのです。
今までヨシキとはたいした喧嘩もせずに過ごしてきました。
しかし今回のことで、あまりに自分の実家を優先するような考え方を譲らないので、私も思わずキレてしまいました。
初めて見る私の怒った姿に、ヨシキは驚いたことでしょう。
でも私をここまで怒らせたのも、ヨシキたちなのです。
私たちは「夫婦」から「親」になっていきます。
これからはキレイごとだけでは済まされない問題も、たくさん出てくることでしょう。
こうやってお互いの本音をぶつけ合いながら、家族になっていくのかもしれません。
今回のことをいい機会として、私の気持ちをしっかりと伝えて、夫婦生活に活かしていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・石井弥沙