<夫、妻の実家がイヤ?>心の支えは結婚した娘たち?「お母さんって……毒親かも!」【第6話まんが】
前回からの続き。私は30代のシホ。現在下の子の育休中で、夫(タケル、30代)と息子(ナオト、3歳)、娘(サナ、0歳)との4人暮らしです。私の実家も夫の実家も車で30分ほどの場所にあります。私の実家へは月に最低1回は顔を出すようにしていますが、夫は最近顔を出すのをイヤがるようになりました。しかし祖母の介護に疲れた母にとって、私たちの月一の滞在は心の支えとなっているのです。母は私たちの戸建ての資金援助もしてくれたし、何かと助けてくれています。どうにか母の期待に応えてあげたい私。でも夫は勝手に自分の予定を入れて、今月も実家訪問を欠席しました。おまけに夫には「実家依存」などと言われて私は傷つくことになったのです。
翌月も夫は当然のようにサッカーへ行き、私と子どもだけ実家へ行きました。
母は「またタケルくんいないの? いったいどうなっているのよ!」と怒っています。妹のナミも実家に来ていませんでした。ナミのことを母に聞くと、不機嫌そうに「用事ができたとかでドタキャン。まったくあんたたちは親をなんだと思っているのかしら」と怒っています。
妹は先月、急遽予定を切り上げて早めに帰りました。なんだかザワザワした気持ちになり、妹に連絡してみました。
思いもよらない妹の言葉にビックリしました。
毒親という言葉は知っているけど、母と結びつけたことなんてありません。
続けて「結婚した娘を「心の支え」って言葉で縛りつけて、月1で泊まりに来させているわけじゃない?」と言います。
私は妹の考えを否定しましたが、続けて「お母さんの本来の「心の支え」はお父さんの役割じゃないの? お母さんって昔から、自分の存在を私たちの中心に置きたがるよね。娘依存だよ。あ、執着かな」とはっきりした口調で言いました。
妹には私の夫(タケル)への不満に共感してもらえると思ってすべてを話しました。しかし妹は共感するどころか夫よりの考えを持っていたのです。今までとはちがう一面を見せた妹に不安な気持ちになりました。母が自分の存在を私たち娘の中心に置きたがる「毒親」という言葉もひっかかって仕方がありません。「まさか私のお母さんが」と思う一方で、妹の話には一理ある気もして、強く動揺してしまいました。今までは「母の希望を叶えてあげることが親孝行で夫もそれに協力するべき」と思っていましたが、考えを改めた方がいいのかもしれません。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・まゆか! 編集・横内みか