<生活費10万を義母に……?>「エッ、10万も?」短期間の値上げで、募る不信感!【第2話まんが】
前回からの続き。私(レイカ)は、このたびお付き合いしてきたアキオさんと結婚することになりました! アキオさんは決して派手なタイプではないものの、堅実で優しい人。この人となら安定した家庭を気づけそうだと思っています。結婚後は、アキオさんのご両親と同居をすることにしました。この先、新居の購入や子育てのことを考えると、今は貯金を優先したい。義実家での同居なら家賃が浮くのでとても助かります。そのことをアキオさんの両親に話すと理解を示してくれました。
結婚後、いよいよ義実家での同居がスタートしました。私は結婚後も仕事を続けているので、義両親と顔を合わせるのは平日の夜、そして休日くらいです。
食事の用意は義母がしてくれます。食材の買い出しから、料理をつくるまで担ってくれているので、私は本当に助かっていました。
義両親もまだ現役で働いていますが、私たち夫婦よりは帰りが早く、家事を率先してやってくれています。帰りが遅くなるアキオさんと私にとって、義両親のサポートは大変ありがたいものでした。
周りの友だちからは、「同居なんて大変だからやめときなよ」とも言われたけれど、私は同居できてよかったと本当に思っていました。おかげで仕事も頑張れます!
生活費は折半することになっていました。義母とは夫が話してくれたそうで、毎月5万円を生活費として支払うことになりました。しかし……。
私は嫁という立場ということもあり、義両親と直接お金のやりとりはしたくないと考えていました。義両親も私に遠慮してしまうと思ったからです。アキオさんも、お金の管理が得意そうだし、義両親とのやりとりや相談はアキオさんにお任せする流れに自然となっていったのです。しかしあるとき、アキオさんから生活費の増額を相談されたのです。
「でも俺ら家賃払ってないわけだろ? 月に8万円くらい、仕方ないんじゃないかな? 母さんはレイカに直接言いづらいと思うから、だからこの話は母さんにしなくていいからね」たしかに、私が義母とこのことについて話すのは穏やかではないと思ったので、アキオさんの言う通りにすることにしました。
アキオさんの話では、「実際に同居してみたら、あれこれお金がかかるらしく」ということだったけれど……アキオさんと、義両親で決めたことなら増額もやむを得ません。でもやっぱり、いきなり3万円も増額なんて驚きです。
しかし、それからさらに半年後、私はもっと驚くことになるのです。
なんと、義母は生活費のさらなる増額を要求してきたというのです。当初の金額から3万円の増額をしたときから、まだ半年しかたっていません。正直「こんなに短期間にうちにまたですか!?」という気持ちでした。
「たしかに、物価高になっているのはわかるけれど、じゃあ具体的に何がどのくらい上がってるとか聞いてるの?」と私がアキオさんに質問しました。
しかし、義母にはいろいろ任せているし、食事とかも作ってもらっている手前、細かいことは聞けないとはぐらかされてしまいました。そういうものなのでしょうか? 今回、増額したら、義両親に支払う生活費は10万円になります。私はなんだかモヤモヤしました。
家賃を払っていないことを考えたら、月10万円の生活費は高い金額とは言えないのかもしれません。でも最初の話では「月5万円を生活費として入れる」という取り決めだっただけに、こんな短期間に2回も急な値上げをされ、生活費を増額されたことに戸惑う私がいました。とはいえ、お金のことはなかなか義両親と直接は話しづらいもの。アキオさんがそういうのであればと私は渋々ながら、月10万円を義両親に生活費として入れることを承諾したのです。
原案・編集部 脚本・古川あさこ 作画・ちょもす 編集・横内みか